テラス椅子 ほっこり気分 | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

手仕事工房さにーです。
和歌山 高野山の麓
パイル織物の町 高野口向島商店街
09030394300

5/8(金)9時~。午後からお休みします。
明日土曜日もお休みさせて頂きます。
たまには ステイホーム。

風薫る五月。毎日お天気がいいです。
ウイルスで世界中が混乱しているなんて、本当なのかしら。と思うくらい良いお天気です。

工房でミシンを踏みながら、大きなショーウインドゥの窓越しに外を眺めています。
道行く人がとても多くなりました。
紀の川や九度山橋へ真っ直ぐ通る、高野山への参詣道だった向島商店街はお散歩によいのでしょうね。

そうだ。
テラス椅子を表に出してみよう。


夢見る夢子ちゃんだった私は独身の頃から『いつか自分の工房が持てたら』なーんて事を夢見ながら、あれこれと雑貨を集めていました。

この椅子を見つけた時も(アンティーク風なのかガラクタなのかよくわからない椅子)
いつか自分の工房が持てた時、このテラス椅子を置きたいな。
そう思って購入し長年自宅のベランダで放置、クモの専用椅子になっていました。

やっと日の目を見るときがきました。

座布団を縫おう♪
なんてったって繊維の町で暮らしているのだからね。椅子にぴったりの布があります。
モケット&キッチンマット。
高野口は毛足のある布を得意とする産地です。

ドライバーさんの手習いにちょうど良いです。
・硬い布の縫い合わせ
・円形
・毛足の長さが違う異素材を縫い合わす時の上下送りミシンはどんな感じなのか
などなど、ミシン屋見習い小僧はたくさん学べました。

左の葉っぱ模様が観光バスシート生地
右が電車のシート生地です。
うんうん、わかる。そんな感じ~とうなずきたくなります。
(モケット・山本織物)

いい感じです。

ご来店のお客様が重なった時、この椅子に座ってお待ち頂いています。

お散歩途中のおじいちゃん。
ちょっと一休み。

かわいい柴犬もお散歩。
お名前は じんくん ですって。

外に椅子を置いただけなんだけれど、ほっこりした気持ちになります。

みんなが忘れてしまっていた大切な何かを、
コロナが運んできてくれた気がします。
暗い気持ちになる時も確かにあるけれど、
何もかもコロナが悪だとは思えないです。

工房をオープンして二年目がスタートしました。
自宅ベランダに置き去りにしていたテラス椅子も、工房の仲間になりました。


友達のSSちゃんからのラインです。

サニーちゃん
工房のスタートが去年で本当によかったですね。サニーちゃんのブログを読むたびに、
昨年のうちにいろんなことがサクサク進んでいったのは、神仏の計らいだったんじゃないかな と思えてなりません。

はい、私もそう思っています。

最終列車にギリギリセーフで間に合った感。
はー、良かった。もう少しで乗り遅れるところだった。あー、危なかった。
そんな気持ちで毎日過ごしています。


じんくん、これ電車の椅子なのよ。
素敵でしょう。
電車とバスを乗り継いで、一緒にお出かけしようね。