小学生制服スカートに思うこと | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

手仕事工房さにーです。
工房は西向きなので午前中は寒いです。
今朝は割烹着を着ました。

子供の制服トラブルって、どんな事があっても直さないといけないです。
縫い物が得意なお母さんは困らないけれど、多くのお母さん方は裁縫道具を探すところからになったりするので、ボタン付けさえ苦手な人に制服トラブルはとても辛いと思います。

世のお母さん方は、子供のためなら拷問のような針仕事でも泣きながらやっているのです。

小学生スカートのベルトアジャスターのレール外れをボンドで止めているお母さんの涙ぐましい努力に、私は泣きそうになりました。

お母さん。
ボンドで止めたい気持ちはわかるけど、さすがにアカンと思います。
だけど、とても斬新な発想で純粋に感心しました。

ベルトアジャスターの交換は、私は必要ないと思いますので、レールなどは外してしまい

昔ながらの鍵ホックに変更させて頂きます。
(アジャスターを取り外しての鍵ホック付け1000円)
ボンドの跡が取れない~

ご希望であればベルトアジャスターに交換させて頂きますが、鍵ホックでよくなくね?

最近の制服に思うこと。
これはクリーニングの仕事をしていた時から思っていたのだけど。
小学生の小さなサイズのスカートのベルトアジャスターは早すぎる。中学校の制服からで良いのでは?と感じます。

小学校の制服には、昔ながらの鍵ホックで良いのでは?
入学から卒業まで6年と期間が長く、成長の幅が広いので何とも言えない気もしますけれど。

器用で何事もそつなくこなせる子もいれば、
そうでない子もいます。
そうでない子は何をしても遅れぎみです。
体操服に着替えたりするとき、などなど。
遅れぎみの子って、いつも焦っています。
焦って余計に遅くなる負の連鎖です。

それに、4月に生まれの子と翌年3月に生まれた子が同時にスタートするのです。
小学入学時のこの一年の差は、とてつもなく大きな差だと思います。

私がそんな子供、どんくさくて何事も遅れぎみのおまけに3月生まれだったので、小学入学の頃って毎日が拷問のようでした。

小さなサイズのベルトアジャスター制服スカートを見たら、可哀想になります。

誰でも簡単に止められる鍵ホックでよくなくね?

もし、お子さんが止めにくそうにしていたら
鍵ホックに変える事を検討してみてくださいね。

ママが出来なかったら
おばちゃんが変えてあげるからね
(´;д;`)