元気で明るい織屋の子の看板 | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

Sunny shuttle
サニーシャトル 私の屋号です

明るく元気な織屋の子
このような意味を込めて付けました

以前から看板を作ってもらう
予約をしていたのですが
なかなか進められず………

昔の機織りの道具
実際のシャトルを使って作ってもらうの

高野口産地の古いシャトルです
裏に駒が付いているのです
うちの両親が見習いに入った頃の道具です
お父さんに頼んで探してもらった

昔の職人さんの所を回って
探してきてくれました

シャトルは4丁がワンセットなんですって
両面織りなので同時に2丁使うのです
あと2丁は待機のシャトル

今現在
シャトルを使う力織機での生産は
ほんとに少なくなっています

効率が悪い上に
騒音などの問題もあるので
シャトルを使わないで生産する
このように変化してきていて
こんな古い駒付きのシャトルは
とても貴重なのです

シャトルは樫の木で作られているので
看板も樫の木にしたくって

陶芸家で木工作家でもある
北森義人さんに
樫の木もすでに準備してもらっているのに
なかなか前に進められなかったの

手芸家30年記念の一区切り
そして
これから織屋の仕事を頑張っていく
気合いの買い物です

私、貧乏作家なのですが
こんなところにはお金を使うのです

シャトルを持って北森さんのところへ

この樫の木の板から作って頂きます

樫の木って
めちゃめちゃ強い木です
木刀も樫の木です
斧やナタの持ち手なんかもそうです

とにかく、強い木なのです

強くて元気で明るいSunny shuttle
そんな人にならなくちゃね

そろそろ看板が出来上がるそうで
明日、見せてもらってきます( ^ω^ )

ちょっとブルーな一週間でした
自分の看板に元気をもらってくるね

それでは月曜日に♪
楽しい週末を