今日から2日間だけレンタカー、サンセットビーチを見たかった私は目的地をハンティントンビーチに決めていた。
映画カルフォルニアドリーミングとビッグウエンズデーというサーファー映画に憧れていた。(中学生の時)
サーフィンミュージアムには名物のおばちゃまがいて、とても楽しくカルフォルニアの歴史やギネス載った世界一のサーフボードの映像を見せてくれたり、サーファーの五十嵐カノア君とのエピソードを聞かせてくれたり
気づけばだいぶ長居しておりました。最終的にはおばちゃまの彼氏との破局の話までお聞きしたので。
でも夕方までビーチでちらほらいるサーファーの波乗りでは夫の興味が続かず、残念ながらホテルに帰る事になりました。
借りたレンタカーは三菱ミラージュで、フリーウェイではミニカーのようです。どんどん渋滞しだして、少しスピードが落ちてきたと感じた矢先の事でした。
がんっ!バリーン!!!後ろに当たった衝撃、続いて右ミラーが割れて吹っ飛び、車が横を飛んでいた。スローモーションのようにくるーんと回ったかと思うと、斜め前にはカースタントのように宙返りしてひっくり返ったグレーの乗用車がありました。
3、4人の人が出血しているお爺さんを救出している。
もう一台巻き込まれた車があって、数人の人が助けるために停車してくれていました。
カメラマンがすごい身のこなしで写真を取って去っていき、何かの制服を着た男性がこフリーウェイでは毎日事故があると教えてくれた。どのようにして事故が起こったかも、黒人女性が保険の事や事故処理について教えてくれた。彼女はハーツレンタカーのマネージャーさんだった。あなたは大丈夫よ、と抱きしめてくれた。もう一台はディズニーランドのクルーの女の子だった。
彼女は、そのお爺さんの車が左右に揺れていて、危ないと思い右レーンに移動した、そのすぐ後、私ミラージュに当たった、でもお爺さんがハンドルを右に切った為、最後に彼女の車に当たったと言っていた。
警察が来た、ハイウェイパトロールと胸に書いてある。事情徴収で、マイル換算がわからない、一生懸命説明したけど、軽くパニックだった為 40kmから50kmと言ったように思う。
その後、レンタカー会社に行って説明した時も お怪我がなくて何よりでした、的な事とすぐ別の車を用意します。とエスティマに乗ってホテルに帰りました。彼はプロのサービスマンでした。
今回私は初めて 車のフルパッケージの保険に入っていた。そしてレンタルwifiもフル保証が0円でついていた。
翌日事故車にUSBコードがつけたまま修理工場に運ばれて行ってしまっていた。
酷い目にはあってるんだけど、何かに救われている。
そして、アメリカの人々の親切に救われている。
帰国して関空のwifiカウンターで事情を話し、お詫びしたら、驚かれた。借りたものが無くてもみんなだいたい回収ボックスに入れて終わりだという、むしろ恐縮です、全然いいです。と言ってた。それはそれで問題だね。
いや、これで終わりではないんだけど
(続く)