茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。

 


これからする話は、
いつにも増して重めなんで


頑張って最後まで読まなくて大丈夫です。


…と、前振りだけしておきます。珍しく。


そして重い話は
大別して5つあります。




①新婚ハイについて

いつだったかな、
今年の秋頃だったか


美容院の受付をしていた女性に

「茂木さん!…わたし…結婚したんですよー!」と、嬉しそうに報告されたことがあってね


数年前のわたしなら
「わぉ!おめでとうございます〜〜!」って、
一緒に盛り上がって喜べたはずなのに



なぜか今は、それができませんでした。


おめでとうって気持ちはたしかにあるんだけど


その女性を見て、
「これが新婚ハイってやつか」…と
冷静に見てしまったんだろうな。


わたしにも、ハイの記憶があるけど
もう6年経っちゃったからかな。



そして6年間のあいだに
恋愛してた頃には味わうことのなかった
いろんなことがあった。





②結婚してかえって苦しくなることもあるよって話

わたしが既婚者だからかわからないけど

時折「結婚したいんだけどなかなかできない」的な相談を受けることがあるんですが


結婚したら、楽になるとは限らないし
むしろ苦しくなることもありますよ、

と言いたいけどいつも言えない。


その上、その人がわたしに相談する時点で

わたしの考えるスタート地点と
相手のスタート地点が違う。

走る道筋も
ゴールも違うだろうし。


いつもそこから理解してもらわないといけないから時間がかかる。
あるいはイマイチ理解されないままになる。



「結婚したいんだけどなかなかできない」的なことを考えている人は、

「結婚したい」と考えているからできない。


相談されると辛い。





③捉え方によっちゃ、家庭というのは
社会から隔絶された窮屈な場所になりかねない


わたしと旦那さんが結婚した年は
福山雅治の「家族になろうよ」が
ウェディングソングの定番だった。


♪『どんなことも   越えていける
家族になろうよ』


当時は何回も聴いて、
その度に目頭がギューンと熱くなり
披露宴で流したプロフィール動画のBGMにしたほど思い入れのある曲だった。



家族になる、ということが
誇らしく輝かしいもののように感じたから。



しかしながら
6年経ってみると


その、「どんなことも 越えていく」ことが
いかに難しいかということがわかってきた。


越えていくことは、
容易いことではない。


それは、

社会の中で、若いながらも戦ってきた自分が
いざ家庭に入ってみると太刀打ちできないこと


社会の中で培ってきたスキルや知識が
家庭において不調和の原因になること


家庭の中で重宝された役割が
社会の中ではまるで感謝されないこと



…そういう、
アンビバレントな状態になることが
ままあるから。

これを越えていける夫婦は
世の中に何組いるのだろう?



越えていけるにしろ、

わたしは何より
「旦那さんには到底理解してもらえないだろう」という諦めや
「旦那さんは旦那さんで仕事忙しいし」という遠慮

「わたしはわたしで、今はただただ娘と息子が怪我なく安全に1日を終わらせるのに精一杯だ」と言い訳をして

今まで頑張って逃げてきた。

なるべく家族の良いところ、
可愛いと思うところ、
優しいな、ありがとうと思えることに
目を向けようとがんばった。


そうやってがんばってきたわたしにとって
家庭とは
社会から隔絶された
狭くて小さな世界のように感じた。




④誰にも言えなかった

誰だって、
良いところとそうでないところがある。

それを勝手に決めるのは、わたしであって

本当は良いもへったくれもなくて、

ただそういう性質なんだ。ということは

頭ではわかってる。


頭ではわかってるからこそ
「夫婦って、こういうものだろうな」と
悩んでても誰にも言わなかったことがあった。



それは、ざっくり言うと
旦那さんが
わたしの仕事について
イマイチ理解していないことが
けっこう悲しい。ということ。



付き合って結婚して
トータル10年間
わたしのそばにいたはずなのに

一向に理解しない。


・お金のこと

・妊娠出産育児をすることで
仕事にどれだけ負担がかかるのか

・すべての責任を負ってまで
それでも仕事を続ける理由は何なのか

・いかに好きで、いかに夢中か


それを一番近くで見ているはずなのに
わからない。

私にとって一番大切なものを
旦那さんはわからない。



「夢や目標があるのはいいよね。
でも辛そうにしか見えないよ」

「専業主婦っていうよりは
仕事しててほしいかな」


数年前に言われたことが

今になってイラっとして

じわっと泣きそうになる。




…もともと、話す予定ではなかったけど
④のここまでの話を

たまたま母と話すことがあって


母の身に起きたことではないのに
まるで我がごとのように
「それおかしいよ!」
母は突然、弱めに怒り出した。


理解しない旦那さんと

遠慮して、逃げて、がんばって
理解してもらえないだろうと諦める
わたしに対して怒ったんだと思う。



⑤もう頑張れません

母と夜遅くまで話してわかったのは

やっぱり話さないと
なんにも変わらないよな。ということでした。


頑張って逃げてるから、
こういう悲しい気持ちになっているわけで。


明日、旦那さんに話そう。


頑張ってきた分怖いけど。




【終わり】



あんまり、結婚のことを書くのはやめとこうと
今までは思っていたけれど


今回は思うところがあって
書いてみました。



毎日休むことなく仕事に行き、
家事や育児に積極的で

みんなに優しく

わたしが仕事をしている間
子どもたちの面倒を見てくれて

時には仕事場まで迎えに来てくれる。


旦那さんに対して
感謝していることは、沢山ある。


そういう感謝の気持ちと
今回書いたような悲しさや怒りが同居することって、傲慢だろうか。



感謝だけ残して

悲しさや怒りだけを
頑張ってかき消すこともできるはずなのに


今の私には、それがどうしてもできない。







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