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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
35時間に及ぶ長い長い陣痛で、ついに発熱してしまいました。
私の発熱に伴い、赤ちゃんの脈拍も上がってしまいました。
子宮口は全開になり、相変わらず胎動は盛んなまま…
ただただ時間だけが過ぎていき、ついにタイムリミットが来てしまいました。
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4月7日(月曜日)
１６時：
少しは下がっては来ていたものの残念ながら自然分娩が出来るにまで至らなかった。
帝王切開に決定するも、赤ちゃんの心拍も上昇しており、感傷に浸る余裕もなく、手術の準備が慌ただしく始まる。
お母さんに連絡する。奥さんが納得しているのかとても心配していた。
１７時：
手術開始。中に入れず待合室で待機。ここまでずっと一緒に頑張ってきたのに肝心なところでそばにいてあげられない事が悔しくて涙が出る。
１７時半：
おめでとうございますの声とともに助産師さんに連れられて赤ちゃんと対面。
キョトンとした表情にこっちもキョトンとしてしまう。
手だけ握らせてもらう。
１８時半：
手術終了。奥さんが出てきて涙目になる。本当に無事で良かった。
先生の話だと赤ちゃんが普通よりも
成長していたこと、
下りてくる体勢が前後反対だったこと、
奥さんが熱を出していたこと、
羊水が排泄物などで汚れていたことから帝王切開でなければ危なかったとのこと。
自然分娩では時間もまだまだかかるし、赤ちゃんの命も保証できなかったという。
１９時半：
個室で赤ちゃんと再度対面。そこで初めての家族写真を撮ってもらう。
終わってみればあっという間だったのかもしれないけど、痛みと戦い続けた奥さんには心から尊敬しました。惚れ直しました。
奥さんがお腹を痛めて、傷まで作って産んだこの子を必ず幸せにすると誓って1人自宅に帰りました。
以上なりますが最後に一つだけ。
立ち会いして本当に良かった。
父親が出産時に出来ることは山ほどあります。
常時奥さんの背中や腰を摩り続け、飲み物を手渡し、寝返りの手伝いをし、そして何より大丈夫だよと声をかけ励ます。
暇な時間なんて少しもありません。
立ち会う意思がないとか、仕事だとか、言ってる場合じゃない。
奥さんに一生恨まれます、本当に。
会うたびに顔つきが変わってくる娘と、少しずつ自力で動けるようになってきた奥さんと話ができることを楽しみに今は毎日を過ごしています。
結婚式で宣言したあったかい家族にまた一歩近づくことが出来ました。
妊娠が分かってから応援してくださったみなさん。本当にありがとうございました。
是非とも娘に会いに来てください。そして、抱っこしてあげてください。最高の笑顔で迎えられるよう笑う練習しておきます。
これからも宜しくお願いします。
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はじめての出産は、予想もつかなかったことの連続でした。
その都度、自分の体に起こっている変化をキャッチして、じっ…と耐え忍ぶ。
お腹の中の赤ちゃんを感じながら、励まされながら、ともにベストを尽くす。
痛みは痛みでしかなく、
恐怖は恐怖でしかない。
けれど、生まれてきた赤ちゃんを見た瞬間、それまでの苦しみなんて、どうでも良くなってしまう。
陣痛に耐えたことで、赤ちゃんは肺の中に溜まった羊水を上手に吐き出せたし、母性ホルモンの分泌が促進され、母乳も順調に出ています。
陣痛も、帝王切開という選択にも、全てに意味がありました。
そして何より、生まれてきた赤ちゃんが愛おしくてたまらないのです。
どんなに泣かれても、どんなに眠くても、どんなに疲れても、それでもただただ好きな気持ちでいっぱいになります。
ほんとうに、身体って精密にできています。
出産に立会い、そばで支えてくれた旦那さんと母に、心から感謝します。
私一人では、とても無理でした。。
【茨城県牛久市栄町３－６ 聖ビル３F：スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。
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