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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。

6月初旬に、旦那さんと椿山荘へ行きました。
この小さな川にはホタルが生息しているそうで、夕方には小さな黄色い光がちらほら舞っていました^^
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-蛍の棲む河
東京にもいるんですね、ホタル。
棲みかたを工夫すれば、東京にも。

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昨日、地元で学童保育の仕事をしている母と、こんな会話をしていました。

私「最近、お仕事はどう?」
母「ちょっとね、気になることがあるの。学童保育に来る子たちは、一人ひとりはみんな素直な子なの。
けれど、グループになると必ず“いじめる子”、“なにもしない子”、“いじめられる子”が出てくる。それってなんでかな?って。」

その話を聞いて、「あ、ミラーニューロンだ~」と思ったのです。

「ミラーニューロン」は、2000年にパルマ大学で神経学の研究をしているチームが発見した“ものまね細胞”のことです。
脳の前頭前野(物を掴む、それを口に運ぶなどの動きを司る部位)にあり、自分が実際に動かずとも、他の人の動作を認知すると、あたかも自分が動作しているように脳が全く同じように働く細胞があるそうです。

友人に勧められ、大嶋信頼著「ミラーニューロンがあなたを救う!」という本を読んで、この「ミラーニューロン」の存在を知り、面白すぎて久々に一気読みしました^^;

信頼さんによると、最近は更に研究が進み、「ミラーニューロンは、無線LANのようにつながり、無意識下でネットワークグループが形成され、2:6:2に役割が割り当てられる」とも言われているのです。

家庭や学校、職場のように毎日リアルに会わずとも、過去に形成されたグループは現在も接続することがある。

そして2:6:2の割合というのは、
最初の2は「仕事をする人」
6は「何もしない人」
最後の2は「仕事をする人のストレスを処理する人」のこと。

ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-スタジオから見た空
「仕事をする人のストレスを処理する人」は、いわば「汚物」をぶっかけられているような状況です。
有能な仕事人にほど、有能なストレス処理係がいると言われていますが、他人のストレスまみれで動けなくなる人はたまったものではありません。
厄介なことに、一度ストレス処理係をした人は、別のグループでもその係に割り振られる傾向があるそう。
「自分は、周りから嫌われる、弱くてダメな奴なんだ」などと勝手に思い込んでしまい、「不快」であることに違和感を感じなくなり、当たり前な状態になってしまうからです。

私も、かつてそのストレス処理係をしたと、今は自覚しています。
苦しくて、重くて、動けない。
そんな役回りを、無意識下でさせられていたのです。
過去にそんな体験をして、現在もたまに、急に不快感に苛まれる時がある。
それは過去のネットワークグループに接続していたからなのかと思うと、ゾッとします。


私「・・というわけなのです。」
母「ふーん・・・なんか納得。人は無意識にそうやってグループ分けをしているのね。
じゃあ、いじめられているその子にはどうやって接していけばいいのかな・・」


やり方は色々あります。ストレス処理係から脱却する方法。
まずは、「本音を話すこと」
その子はまだ小学生ですが、大人と同じようなことを考えています。
気も使いますし、空気も読みます。
だからこそ、本当はどう思っているのか自分が認識するきっかけがあると脱却しやすいのです。
心の中で「本音モード!」と唱えて、自分の心をよーく観察します。

たとえば、「本当は、あなたと一緒にいたくない。話をしたくないし、顔も見たくない」であれば、そのグループとの関係を断てばよいのです。
そこまでいかずとも、「あの子に嫌われるのが怖い」や「友達が一人残らずいなくなるのでは?」という不安の先にある、自分の心の中の本音に目を向けることが、脱却への第一歩になります。

私も、以前働いていた職場で、業務の引き継ぎをしていた際に、一向に作業が進まず、その上上司からネチネチと嫌みを言われ、心の中が不快感でいっぱいになったことがありました。
そして、「もういいです、先輩とこれ以上話したくありません」と言ったのです。
その時は、まさか自分がそんなことを口にするなんてと驚きましたが、結果的には別の上司にもっと効率的に教えていただくことになり、不快感を引きずることはありませんでした。


もう一つは、一瞬でグループ自体から脱却する方法です。
不快感を感じた瞬間に、心の中で「浮き輪モード!」と唱えるだけです。
・・シンプルすぎますか?^^;
この方法は、特に過去のネットワークグループに接続され、そのグループでストレス処理係になっている場合に効果的です。

ストレスだけを垂れ流されて、不快感でいっぱいなのに、そのグループに居続けるメリットはあるのでしょうか。
さっさと脱却したほうが、より快適に過ごすことができるのです。
「この世は平等である」という言葉はあまりにも不確実で、他人のストレスを被る筋合いもないのです。

「浮き輪モード」を起動すると、どうなるか。
古いネットワークグループから抜けて、新しいグループに接続します。

ネットワークグループといっても、全てが2:6:2の役割に振り分けられるわけではありません。

新しいグループというのは、「互いに能力を高め合うような、よきライバル仲間」のグループです。
誰を引きずり下ろすわけでもなく、誰のせいにもしない、互いを認め合うグループです。
ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ:茨城県牛久市-リトリート@東京4

私も現在、古いネットワークグループから抜け出して、いくつかの新しいグループに接続しています。
趣味や仕事を共有して、毎回新鮮な気づきを得られ、心から楽しめるグループです。
他人のストレスを感じない分、自分の心の中の淀みや混沌を感じやすくもなりました。
自分でそれに気づけることで、他人に垂れ流さなくて済みます。
家族や友人に、助けてもらうこともあります。
垂れ流しっぱなしでなく、その後きちんと相手と和解できるのです。


神経学の進歩とともに、私たちの心の健康をケアする方法がはっきりと見えてきました。
ミラーニューロンを応用した「本音モード」と「浮き輪モード」は、これからを生きる人の心と身体を守る護身(心)術になるだろうと感じています。

それは、ストレス処理係になってしまった人たちが、そこから離れて、気持ちよく楽しく過ごすことのできる、新しい道が開かれたということなのです。


私「少し、くどかったかな^^;?」

母「ううん、大体わかった^^!
今度その子に会った時に、伝えてみるね。
あの子は本が好きで、物知りで、とっても優しい子なの。
だからきっと、他のグループで良い友達が出来ると思うよ^^」

私「そうだね^^」


きっとこれから先も会うことのないであろう、ちいさなその子の笑顔を想像しながら、家路に着きました。


【茨城県牛久市栄町3-6 聖ビル3F:スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。
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