夕日Time
治療を始めて11ヶ月目
先日、とうとう山小屋に泊まっての1泊2日の夏山登山へいって来れました
アトピーのリバウンドが始まる前まで、本当に山に泊まりながら歩く登山が大好きで
夏は毎週のように山登り、連休がとれたらお楽しみの、山小屋やテント泊へ一人で歩きにいっていたものです
痒みと炎症、落屑、、汗をかく時期の地獄のような全身のアトピー
そう再びなってからは、もうそういうの、あれだけ大好きだった私も恐怖でできませんでした、、
だけど、山に行かないと息がつまる、、闘病生活
日帰りで行ける山へ行って、家に帰って眠れるならばなんとかなるかもと、無理のない登山を、落ちた体力をリハビリするために
コツコツ登っていたこの8?9年?
歩かなくなると本当に筋力がなくなり歩けなくなってしまい、怪我をしたことがあり、それからはなるべく痒みで辛くても、凍らせたペットボトルを持って歩きにいくようにしていました
とはいえ去年までは泊まりの登山は、痒みで気が狂いそうで、環境的にも、人前でかいてしまうとか、皮が凄まじいとか、、
そして汗をかいた後、普通山小屋ではお風呂に入れないのでそのまま寝ることでの更なる悪化、、、
そして、以前はなかった香害被害、、
想像するだけで現実絶対無理と思ってました
治療を始めてもうすぐ1年
汗をかくこの時期も、湿疹は多めに出るようになったとはいえ、痒みに悩まされる程ではないので、
肌はしっとりしたまま、落屑問題がありません
汗をかくと気が狂うような痒みもありません
体力もさらについてきた
では、9年ぶりに登りたかった山域へ、飯豊山へ行ってきました
飯豊山は、福島、新潟、山形にまたがる日本百名山
2105m
標高差とコースタイムがとにかく長く、かなり奥まった山の中なので、途中に避難小屋がいくつかあります
急な天気の崩れ、雨風寒さをしのいで、命を助けるための避難小屋
宿泊ビジネス的な山小屋ではなく避難小屋の山小屋なので、
基本は無人小屋、夏だけ管理人さんが常駐しています
そして、寝具や食料は自分で背負っていくのが避難小屋
なので、お金を出せば、ご飯も布団もあるという、山小屋とは違うのですね
でも管理人さんたちのおかげで、お水がでていたり、トイレが綺麗に使えるようにしてあったり、
まず屋根のあるところで眠れる、避難することができる
なくては登れない、ありがたい小屋なのでした
9年前に登った時に泊まらず通り過ぎた本山小屋に今回は宿泊しました
ひたすら登って登って、岩場、鎖場を登って、
その先には、雪の残るシマシマの山と、雄大な山並み、お花がいっぱい
もう天国のように美しい世界です
剣ヶ峰の岩場
じみに長い
濡れてたら危なすぎる、、
きれい
もふもふ
野生の花の美しさといったら
山頂からの景色
お目当てのイイデリンドウ
夜は満天の星を楽しみにしてましたが、雲の中に包まれ、朝日も見れなかったけど、
それはそれで山の中の神秘的な世界
山の上で夜を過ごすって本当に気持ち良いな
お天気に恵まれて、雨がずっと降っていなかったので、暑さと水不足の厳しい登山でしたが、
またこんなふうに歩けて、怪我なく降りて来れたことに、ジーン、こんな日が来ることをずっと心待ちにしていたので感慨深かったです
山頂や途中途中の岩の上に寝転んだりして、ただボーッと頭空っぽにして景色を眺めるのが好きで
この幸福感、多分わたしはこれが一番の至福
この時間を過ごしたくて山に登りにいくのでした
一人だから、自己責任だけど、自由気ままに過ごせる
安全登山でたのしむぞ!
また登りに行きます!
しかし、すごい疲れました
数日、職場の階段が筋肉痛で、しんどかったです
明日は山の日だけど、ガッツリ町でお仕事です
9年前の山の日初年度は槍ヶ岳に登ってました
上高地の今の天皇陛下がいらして、式典されてましたよ
まさか、脚がようやく治って、次の年からこんなに長くアトピーが大変になるなんて、
この頃は想像もしてませんでした、、
でも、この頃のブログを読んでたら少しずつ痒みが増えいってたのだなと、、
体からの信号は出ていたのでした🥺
お仕事ももうすぐ一区切り
夏に普通に働ける幸せ、噛み締めております
ちょっと、この登山の後、首とか、背中とか、湿疹ができましたが、痒みは気にならず
このくらいで済むんだから大したことありません
1年前は、17年信じて続けてきた脱ステロイドを辞めて、また違う道を歩もう、最終確認していたころだったと思います
そして、いくつかの病院の候補を色々調べて、頼ることにしたのが、りつのクリニックだったのでした
治療を始めてから、毎日ぐっすり、痒みに悩まされず眠れるようになりました
薬が合って痒みが起こらなくなって、生きてることがとっても楽になりました