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月と太陽

2年前に衝撃的な出会いがありました。自分の内面が変容するにつれて、現実も大きく変わってきて…
自分自身の思考の整理のためと、そして私の話が誰かを励ましたり、ちょっとでも参考になることがあればと思い、ブログを始めてみます。

のその後です。
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女としての自分にはない、
線の太い身体に全てを委ねる。

私の身体を
隅々まで余す所なく、
男としての優しさが愛でる。

大事なものを
壊れないように丁寧に
扱うように、
その唇と手が私を這う。

優しくも
男としての力強さが
身体を通して伝わってくる。

それは
女としての私は持ち合わせていない
力強さだ。

はっきりと
自分が女であることを感じる時間。




唇から耳元へ
耳元から首へ
首から乳房へ
唇は下へ下へと下がる。

全身に口づけされながら、
ゆっくり
確実に
官能の世界へ誘われる。


二人だけの世界。
音も聞こえない。
光もない。
あるのは官能のみ。
身体に感じる官能のみ。

そんな世界に浸りきったとき、
男の強い衝動、意思を感じる。
と同時に、
私の意思とは関係なく
男が私の中に深く入ってくる。

完全にひとつになったとき、
お互いのエネルギーが混ざり合う。

どんどん混ざり、
男と自分の境界線がわからない。

あっ、この感覚、
あの人と手が触れた時と同じ…

そんな中でも、
そんなことを
自動的に想起している自分がいる。

今とその時の同じ感覚が
時間の感覚をも失わせる。


そして、
私に入り込んだ
男のエネルギーは、
交わった後も長く余韻を残すのだ。


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回数を重ねるごとに
より官能的になる。

深く愛されていることを知る。

言葉はない。

愛していると
その抱き方が伝えてくる。









その相手は
職場を変えたと同時に現れた彼ではない。

夫だ。

すぐにでも
身体の関係を持つと思っていた彼とは
未だ機会に恵まれない。

それは
不自然なほどに
とことんタイミングが合わない。

そして、
夫に抱かれる回数も
不自然なほどに
多すぎる。

夫が私を抱けば抱くほど
彼との接点は失われ、
今は顔を合わせる機会すら
恵まれていない。






結界、だ。

私の身体は夫に結界を張られている。






尊敬していたり、
友達として大好き、
という好意でも、
私は男性と寝れてしまう。

恋愛感情ではない好意を持っていて、
この人と寝てみたいと思えば
寝れてしまうのだ。

そして、
寝たとしても、
その後特別な関係になろうとも思わない。
そういうドライな身体の関係を
持ててしまう。

正直、なぜそれではいけないんだろうと
思っているところがある。

なぜ、
自分が好きだと思う人と
自由に寝たらいけないんだろう、と。

それは私という歴史が始まってから
ずっとそう感じている。




私になぜかは
まだ理解できないけれど、
きっとそれではいけない理由があるのかな…


夫に張られた結界を
自分の身体に感じながら、
そんなことを考える週末。


彼と身体の関係になれない理由が
きっとあるんだろう。