夏休みもそろそろ近づき、飛行機に乗って海外に出かける人も多いのではないでしょうか。飛行機は乗る時に、持ち込んではいけない物品とかありますよね。実は、乗客が飛行機に乗る時にも、ふさわしい服装があるのを知ってますか?今回は某航空会社のCAが飛行機に乗る時にふさわしい服装を伝授してくれます!
 
飛行機に乗る時の服装は、飛行中の快適さを求めるのは非常に大事ですが、安全とセキュリティの問題からNGとされる服装が3つあります。それは、ショートパンツ、スカート、半袖のTシャツです。飛行機は電車やバス、さらには道端のベンチと比べてそれほど汚れてはいませんが、機内の座席は利用頻度が高いため、多少清潔が徹底できていない可能性があり、前述の服装だと皮膚が長時間細菌に接触することになります。また、機内の温度は通常低いので、寒さを防ぐため、これらの服装を避けて搭乗することを検討されると良いでしょう。
 
次にあげられるのは、ビーチサンダルやヒールの高い靴です。 ビーチサンダルだと緊急事態、特に暗闇で機外に避難する際、機内の床に異物が落ちていたりするので、歩行や脱出がしにくいそうです。ビーチサンダルは見た目は快適ですが、長距離移動に必要なサポートが得られず、長時間履いているとかえって足に負担がかかるでしょう。ヒールの高い靴は見た目は美しいですが、緊急脱出スライドや救命ボートに穴を開ける可能性があります。 フライト中は快適さと実用性どちらも備えた靴が一番なので、CAが強くお勧めするのは、履き心地の良いスポーツシューズが最適なのだそうです。
 
3つ目はジュエリーやアクセサリーのつけすぎです。緊急時にこれらが周囲の物に引っ掛かったりして、移動に支障をきたしたり、また、緊急脱出スライドに傷がついたり、穴が開いたりする可能性もあります。また、アクセサリー類は保安検査を通過する際に外して、検査後にまた身につけますが、それが乗客の時間のロスにつながる可能性があります。また、誤って紛失した場合は、思いもよらぬ損失にもなりかねません。
 
さらに、汚い言葉や攻撃的なロゴ、政治的メッセージが印刷された衣服は、搭乗前に覆うか脱ぐよう求められる場合があります。また、ビキニ、水着、サッカーシャツなどの服装では、機内に搭乗することをお断りする場合もあるそうです。 
(記事、写真ともに東森新聞より)