「サンムーンパッケージさん」
はだいたい二人で曲を同時に作る。
理由は「どちらかが作るとどちらかの曲になる」
=覚えない(=譜面がいる)からだ。
同時に作ると
あたりまえだけど
覚えるわけです。
でも、これ。なかなか簡単にはいきません。
第一工程は
①私があらかたの方向性の歌詞を書き
(当然頭の中で私のメロディがなっている)
それに後でなすはら氏の
センスのメロディが乗ってくる。というパターン。
②なすはらさんが書いた歌詞+メロを私が
赤ペン先生で訂正する。(足す+か、引くマイナス)
①はそのまま書いた歌詞を全部使用でず
必要な歌詞の言葉やエッセンスだけを部分で抜き取り
すすめてゆくので1番があらかた見えたとき
私が書いた歌詞は、まったく方向性も
「場面」をも変えてしまう。
②はその逆。
そしたらその場面を見ながら
また新しくキャンパスに絵(歌詞)とストーリーを
描きなおす。
さらに相方が第一工程で作った
「完全に作り切らない」メロをふんふんと鼻で歌う。
私はその音を頭で理解し、
(この際まだ相方からコードは発表されない)
同じように奏でようと、息を吸い肺、口頭、頭蓋で響いて
音として出たときには、もうあっという間にメロディも抑揚も
変わってしまう・・そう。歌の「くせ」が違うからだ。
だいたいそれであらかたの「メインメロディ」」が完成となる。
最初はなかなかうまくいかなったけれど、
(よく衝突しました)
その過程がだんだん早くなっていったように思う。
分業に際してお互い「我慢できることできないこと」の
心構えができたからだと思う。
かなり特殊な作り方、だと思う。
だいたいは誰かががっちり歌詞を書き
だれかががっちり曲を作って完成。
またはその両方をやる。
これが一番平和です
でアレンジとか
自分のパートだけ考える
が
ふつー。
なのであーでもないこーでもない
と一気にアレンジまで出来上がるころには
サンムーンパッケージさんの曲は
私であって私ではないのです。
別の人格
「サンムーンパッケージ」が生み出したもの。
といつも解釈していて
それを私が歌ってる、そういう
不思議な感覚です。
ところが
先日、なすはらさんがバンドの新曲を作らないと
いけないということで
「2つも作れんからそのバンド用の曲を
ピースミュージックでやる」
と言うので、さすがにそれはそれでどうか?
あかんのちゃう?と思い、(個人的にはかまわんのですがね)
私一人で作ってみることにしました。
一人で作るのって何年ぶりかなあ・・・・・・
作るときはデッサン+水彩と同じ。
まずは下書き。モチーフを切り取る
そして下絵に彩色。
簡単なコードで、簡単な進行で。
明るい色彩か、陰影をつけたダイナミックか。
なだらかな流れか はげしい流れか。
そして大事な
「誰に歌わすか」を考える。
(私ではないのです)
できたらそのままそっくりあげちゃっていいくらい。
すなわちここがサンムーンパッケージ
さんと曲の作り方が違うわけです。
その想像する
声、その姿、その感じを身にまとわせて
通称「イタコる」状態で書きます。
なのにそこに出来たものは
やっぱり「私」だなあと思うのは不思議ですねえ。
それ「以上」も それ「以下」にもならない。
、
だから
二人で作るとおもしろいのかも
しれませんね。
私なんぞが予想ができない展開に
発展していくから。
しかし
しばらくなすはらさんはいろいろバンドや
サポートや、で忙しいみたいなので
さて、
しばらくどうなるかー。
まあいろいろこの機会に一人で勉強しましょうか。
さんむーんさんに似合わないって言われてる
「王道カノン進行~」とかどうかしら
こうご期待☆彡
さあ、今週は2DAYs
両日楽しみですねえ^^お時間ございましたら足をお運びください。☆彡