老老介護をしている親のことも気がかりで、短時間滞在でもいいから一度伊豆へ行きたいと思いつつ、早8か月以上経過。救いはこの春、兄が転勤になり、車で30ほどの地へ移動になったこと。畑のことも含め、兄がまめに帰って一緒にやってくれてるので両親もホッとしています。
母もラインの扱いに慣れたようで(分からない!と投げてたメッセージも、孫の誕生日から急に打ち始めて、私たちを驚かせています)、顔を見て話せるのはありがたいのですが、それでも直接会って、なにをするでもなく、同じ空間にいられるようにと願う私です。
そんなささやかな願いは皆共通ですよね。それを実感することが特に春先以降増えました。
わが家は庭もなく、たまたま隣を更地にしたときにできた隙間と、玄関脇のスペースを活用して野菜など育てているのですが、見ず知らずの人に声をかけられる率が、ものすごく高くなっているのです。
イチゴはインパクトあったようで、成っているときも終わって来季に備え始めた今も、声をかけられます。「実がついてたけど、誰かに取られなかった?」と聞かれることが多いのですが、不思議と誰も(鳥も虫も!)食べません。この辺りがピロール藍藻水栽培の面白さなんですが、これを語りだすと長いので横に置きます。
「大丈夫でした~80個くらい食べましたよ~。今は来季に向けてランナーを育ててます!」と言うと、「来年はもっと実をつけるんだよーー」と苗に向かってエールを送る方が多いこと(笑)。嬉しいですね。
そして、マコモダケも郷愁を呼び起こすようです。
3ヶ月で2m近くなりました~。隣のトマトも腰が曲がった母のようですが、実がつきはじめてます。
年配の方に「これはなんですか?」と聞かれ、マコモダケですというと、「やっぱり!田舎にあるんですよ、東京で見かけるなんてことなかったから嬉しい」とよく言われます。風に吹かれてサワサワと音を立ててると、「こういう音が心地よいですよね、東京は土もないし、本当の土のにおいを知らずに育つ子供が多いでしょうね・・・」と懐かしそうに話す方もいます。
「ウチの田舎ではこれを『モ』って呼ぶのよ~沼地に行くとこう生えててね・・・」と目を細められたり。
枯らさずに大阪から持ってこれて良かったよ~![]()
一期一会の話がほとんどですが、帰省もままならず、人と会うことも制限され、心にストレスを抱えている方たちが、ほんの一瞬でも、これらの緑が目に入ることで心がほどけるなら、こんなうれしいことはないと思っています。









