サタンがエバをそそのかし、エバはアダムをそそのかして、互いに騙し合う悲劇の歴史が出発しました。それで彼らは、悪魔サタンを中心とした罪悪性を持った夫婦になり、そこから罪のある息子、娘を生んだのです。ですから、罪ある父母の伝統から、罪ある子女の伝統へと続いてきたのです。そうして罪のある兄弟、罪のある氏族、罪のある民族、罪のある国家、罪のある世界に至るまで、全世界を悪魔サタンが主管するようになったので、この世界は名実ともに地上地獄にならざるを得ません。サタンが個人的に怨讐にし、家庭的に怨讐にし、氏族、民族、国家、世界的にすべて分裂させたので、誰も天の側に帰ることができないよう、すべて追い出されたのです。




堕落とは生殖器を誤って使用したことです。生殖器を誤って使用することにより新郎が替わり、愛する相対が替わりました。ですから、根本的な堕落です。これを犯すことにより、宇宙のどこにおいても、動物世界や植物世界、鉱物世界のどこにおいても、ネズミの世界や何かの虫の世界においても、これを前面に立てることができないほど誤ったので、この宇宙から追い出してしまわなければならないというのです。それでエデンから追い出したのです。




エデンの園でアダムとエバが神様の命令に従順であったならば、堕落はなかったでしょう。神様の命令に従順であったならば、その個人によって家庭が築かれ、その家庭によって国家、世界が形成され、地上天国、すなわち神様だけが主管できる世界になったでしょう。
ところが、神様の命令に従順に従わず、反逆することによって、サタンを中心とした個人、家庭、氏族、国家が形成されたので、本来神様が意図された神様の国は、未だにできていないのです。本来神様が意図した世界と反対になったために、反対の中心存在であるサタンが生まれ、サタンが主管する個人と家庭と世界になったというのです。