こんばんは。
今日もお越しいただき本当にありがとうございます。
面白い本読みました。
こちらです。
- 自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)/角川書店
- ¥820
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自律神経は、私たちの意志によって動かすことのできない神経ですが、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの機能を調整し、生命活動を支える大切なシステムです。
交感神経と副交感神経があり、この二つの神経がバランスよく働くことで健康な身体を作り出しているのです。
この自律神経を整えるための方法。
「あきらめる」こと。
ただし、この本で紹介している「あきらめる」は、何かを途中で投げ出して、ギブアップすることではないのです。
「あきらめる」は、「諦める」ではなく「明らめる」。
物事を明らかにして、自分の状況が見えてくれば、今自分が何をやればよいのか、何をやらなくてよいのかが見えてきて、前に向かって進むことができる。
それが、「あきらめる」ことだそうです。
何が自分にとって本当に必要かを考えずに、やみくもに「諦めない」で頑張り続けると、自律神経のバランスが崩れてしまう…。
それを、自分の状況を明らかにして、取捨選択し「明らめ」れば、心は落ち着き、自律神経のバランスが整うのです。
ちょっと調べてみました。
諦める
もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。
明らめる
1 事情や理由を明らかにする。はっきりさせる。
2 心を明るく楽しくする。気持ちを晴れやかにする。
全然意味がちがいますね。
明きらめるにこんな意味があったなんて。
「明」という字が使われていて、なんだかうれし~。
具体的に、どのように「明らめ」ていけばいいいのかが本には書かれています。
その他に凄いなと思ったのが、自律神経を測定できる機械が開発され、その機械によって自律神経にかかわる様々なことがわかってきていることでした。
私たちの抱く感情。
その中で、「ジェラシー・怒り・妬み・嫉み・憎しみ」などのネガティブな感情を抱くと自律神経のバランスがもっとも大きく乱れるそうです。
それが、数値としてはっきりと計測されているそうです。
その他、「明らめる」以外に自律神経を整えるための方法。
呼吸
笑い
睡眠
などなど…。
毎日の生活の中で自律神経を整えることができる、ちょっとしたコツなども紹介されています。
「脳幹」を活性化させることで自律神経も整ってきますが、「自律神経」に直接働きかけることも、心と体にとっても大切なことですね。
本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。