私たちのファッション業界では縫製してくれる人達を ”工場さん” と呼んでいる。
最初この業界に入ったとき ”さん” が付いている事に、少し違和感があった。
勿論すぐに慣れて ”工場さん” とずーと長くそう呼んでいる。
ほかの物作りの業界ではどうなのだろう?
今回の震災で私たち国内で縫製をお願いしているメーカーにとってかなり深刻になってきているのが
縫製工場が不足してきている事です。
東北地方にかなり多くの縫製工場がありその多くが機能出来なくなってしまっているそうです。
そのほかにも原因はいくつかあります。
1 中国縫製のロット数が大きすぎたり、また工賃が跳ね上がっている事で日本での縫製に帰ってきた事。
2 日本での縫製をする人が老齢化している事。
3 ファストファッションに押されて高級なプレタポルテのメーカーの発注が減少して、工場さんが止めてしまった
事。
大きく上げればこんな理由です。
私たちにとって工場さんが無くては物作りは出来ません。
”工場さん” この呼び方にはリスペクトを込めた私たちクリエーターの気持ちが反映しているのです。
そういう意味でも被災地の一国も早い復興を願っています。