具体的な方法論としては
2種類の報酬「正の強化」と「負の強化」
1種類の罰「負の罰」
嫌悪刺激を外した
3つの選択肢を使用してトレーニングします❗️
特にその中でも「正の強化(報酬①の事ね)」を多用します♪
なかでもトリーツを多く使います。
このトリーツを使う7つのメリットはまた別の機会で。
そしてその報酬にたどり着きやすくするために、環境設定を行います!
この環境を充実させる事で、犬が集中して成功しやすい状態にするのと同時に、失敗する原因になるストレスや不安や外部刺激を取り除きます♪
そうやって成功しやすい環境をつくってあげたら、次はトレーナーの出番👍
自分のセールスポイントは2つ‼️
☆「犬」に分かりやすく教える
☆「飼い主さん」に分かりやすく教える
です👍(笑)
跳び箱8段あったとしたら、80段くらいに細分化して教えられる✌️
この細分化する能力はドッグトレーナーとしてはとても重要で必要な能力の1つ!
1段が飛べなくても、0.5段なら飛べるかもしれない❗️
もしかしたら0.1段なら飛べるかもしれない‼️
そうやってスモールステップの成功を積み重ねる事で自信とやる気がUP!
そうなるとドンドン自主的にやってくれるので、好循環に乗っていきます♪
更に
犬も人も「自分は大切な存在」と感じる自己肯定感と、「自分は出来る」と感じる自己効力感も高まっていく事で、幸せわんこライフに一直線![]()
『行動の原理原則』である4つの選択肢の内、3つを使用して進めていくのが、Dog's home SUNKSのトレーニング方針です‼️
では残り1つである
嫌悪刺激を使わない理由は??
↓↓↓
①倫理に反する
当然の事ながら、どんな理由があろうと許される行為ではない。
必要である事と、正当性の主張は別の話です。
コミックス、アニメ、ドラマ、映画化もされた大ヒット作品の「デスノート」と同じ事だね‼️
どんな凶悪犯だからと言って殺していい理由にはならないし、殺して回って犯罪が減ったとしてもやはり殺していい理由にはならない。
デスノートでは世の中が、主人公を支持する人と反対する人とに2分され、主人公とそれを支持する側は「世界を正しい形に治す(←これを「矯正」といいます)」と主張しています。
この作品はそんな「人間の支配欲」の恐ろしさにも触れていたのだと思います…
更に「デスノート」から引用(笑)
行動理論や学習理論がしっかりと盛り込まれていて、例えるのにとても助かる![]()
日本のマンガのレベルの高さを伺えるよね‼️
その世界でも実際に起こったのが
↓↓↓
②副作用がある
*嫌悪刺激を使用する側は、それを用いる事で強力な報酬(問題が解決する)を受けて、嫌悪刺激を多用する様になる
デスノートでも主人公が犯罪者を殺した事に、はじめは罪悪感にさいなまれるが、それに対して感謝する人が出て来て、更に信者の様な人達も現れ神の様に扱われるまでになり、実際に世の中からも犯罪が減る事で世論まで味方につき、どんどんと自分の正当性に疑いを持たなくなっていく
こうやって支配欲に酔いしれていってしまう…
*嫌悪刺激を与えられた行動だけでなく、他の多くの自発的反応まで抑制してしまう。
つまり自由に思いのまま生きていけなくなるという事。
「もしかしたらこれも怒られるかもしれない」と行動ができなくなっていき、終いには感情にまで蓋をしてしまう。考える事を諦めて無感情になっていく。
*激しい攻撃反応を見せる様になる危険性もある
自分の命を守るためにはそりゃそうだよね💦
でも矯正訓練って、その時の攻撃反応すらも更に大きな暴力によって封印させる…。
どんな事をしても「攻撃反応を見せてはいけない」から。
唸る事さえも許されない!
「唸る」行動まで奪われた犬ほど怖いものはない…。
だって警告なしで噛むわけだから、リスクマネジメントが不可能になってしまう。
もっと酷い自称トレーナーも知っている。
その人は学生を指導する立場なのに、悪い事もまだしていない犬にスパイクチェーンを装着し、ジャークしあえて攻撃行動を誘発させ、それを更なる暴力で支配するという…。
ここまでくるともう人間じゃないよね![]()
でもこの人にも多くの信者がいるから怖いよね💦
*その場から逃れるために不適応な反応を誘発する
これも要は、トレーナーが意図している行動じゃない反応を見せる事を意味していて、当然また叱られるという負の連鎖が始まる…
ほとんど逃げられない環境下でも、確か1/6位の確率でしか正しい反応は望めないとか何かに書いてあったな。
これじゃ叱られる確率の方が高いよね😢
③「行動」は変えられても「感情」は変えられない
人が怖くて吠える犬に嫌悪刺激を与えれば吠えなくなる。
でも怖い気持ちは変わらない…。
表面の行動が変わっても、原因となる根本の感情が変わらなければ、行動治療において治った事にはならない。
④リスクの大きい「嫌悪刺激」でも、リスクの少ない「負の罰」でも行動は抑制できる
だったら嫌悪刺激使う必要ある??
「どんな事をしても噛まない」ようにする様な「矯正」は一切しません。
もちろん原因となる因子に対してはアプローチしていき噛む危険性を限りなく薄めては行くけど、
どんな事をしても噛まないようにする様な「矯正」じゃなく、
犬が一度限界を越えて噛むほど嫌いになった事と「共生」していきたいと思ってる。
SUNKSの行動治療はこれと同じです↓↓↓
↑これは人間の話ですが、犬の行動治療と全くと言っていいほど同じです![]()
「環境」と「管理」、
「報酬」と「罰」、
そして
「信頼」と「愛」
によって更生していきます![]()
そこには一切の「嫌悪刺激」はありません。
※後半38分以降をご覧下さい。
最後の最後でCM入って終わっちゃうんだけど、1番の悪ガキがケンカを止める側になるというラストでした。
と、ちょっと?逸れましたが、
嫌悪刺激を使わない理由はこんなにある…
だからこそ
Dog's home SUNKSは
絶対に嫌悪刺激は使わないし
嫌悪刺激を使わなくていい
そんな世界を作るために
スタッフ一同(まだ2人だけどw)
尽力いたします!!