骨髄移植前の歯科健診

今回は、地固め療法中に受けた歯科健診について書こうと思う。

骨髄移植を受けるにあたり、虫歯や歯周病があると良くないらしい。

移植後は免疫力が極端に低下するため、口の中の小さな感染源が大きな問題になることがあるそうだ。

そのため、移植前に歯科健診を受けることになった。

病院の中には歯科治療室があり、そこで診察を受けるらしい。

 

ある日、同室の患者さんが歯科治療室から戻ってきた。

「痛いわ〜。歯抜かれた〜。」

そう言いながらベッドへ戻ってきた。

私は少し不安になった。

そして翌日。

別の同室の患者さんも歯科治療室へ向かった。

そして帰ってくるなり、

「歯抜かれたんやけど。」

と言っているのが聞こえて来た…

 

何だその恐ろしい場所は。

 

私は怖くなって主治医に聞いてみた。

「歯科治療室って歯抜かれるんですか?」

すると主治医は、

「あそこのグループはすぐ外科治療するからねぇ。」

と言った。

脅された気しかしない(;゚Д゚)

 

歯医者は苦手だった

実は私は昔から歯医者が苦手だった。

子どもの頃は虫歯だらけで、上下合わせて8本も銀歯が入っていた。

特に歯の根の治療が激痛だった。

そのせいで歯医者にはあまり良い思い出がない。

ただ、永久歯になってからは虫歯はなかった。

多分大丈夫だろう。

そう自分に言い聞かせていた。

 

そして歯科健診の日がやってきた。

まずは歯周ポケットの検査。

歯ぐきをチクチクされる。

地味に痛い。

 

続いて虫歯のチェック。

こちらは順調に進んだ。

やっぱり虫歯はなかったか。

その時だった。

「C」

C?!

虫歯ってCじゃなかったっけ?(;゚Д゚)

 

「上の親知らずが変な方向に生えていて、その部分が虫歯になっていますね。」

えええぇぇぇぇ!!!

自分では全く気付いていなかった。

 

「結構削るので麻酔しますね。」

えええぇぇぇぇ!!!

子どもの頃に嫌だった歯ぐきの麻酔だ。

しかし、思ったほどではなかった。

骨髄穿刺や髄注を経験しすぎて、痛みの基準がおかしくなっていたのかもしれない。

 

虫歯を削り、詰め物を入れて治療は終了した。

そして何より嬉しかったのは、歯を抜かれなかったことだ!(゚∀゚)

私は少し勝ち誇った気持ちで病室へ戻った。

 

歯は大切に

移植前に虫歯が見つかったのがこの程度で助かった。

もし重症の虫歯や歯周病があれば、移植のスケジュールにも影響したかもしれない。

病気になると、思わぬところが治療の妨げになることがある。

健康な時から歯のメンテナンスは大切だと思う。

 

ちなみに私は今では3か月に一度、歯科でクリーニングを受けるようにしている。

「歯抜かれた〜!( ;゚Д゚)」と言う側にはなりたくないから。

 

 

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