今回は初めて抗がん剤を投与したときのことを書く。



私の状態は入院時で既に相当悪く、すぐに輸血を行ったぐらいなので、抗がん剤の投与はすぐに始まった。


たまにドラマで抗がん剤治療のシーンが流れて、患者が吐いてるシーンを観たことがあったので、吐いたりするんだろうなぐらいの知識しかなかった。


「では抗がん剤の投与を始めます。」名前確認のあと、行なっている点滴に抗がん剤の袋が追加された。

あれが抗がん剤か…

名前は忘れたが無色透明の液体だった。

徐々に上から降りてきて、腕のルート辺りまでくる。

当たり前だが、私の体は全く抵抗することなく、それを受け入れていく。


1時間ほど経っても何も変わらない。

夕飯が運ばれてきたので、普通にそれを完食した。

思ったほどじゃないんだな。ちょっと安心した…



猛烈な吐き気がして目が覚めた(;゚Д゚)

いつの間にか眠っていたようだ!!!

すぐにナースコールを押して吐いたとき用の受け皿?を持ってきてもらった。

結局その夜は吐き続け、なかなか眠ることが出来なかった。

吐き気止めのプリンペランは私には全く効果がなかった。



この後も抗がん剤治療を投与する度に盛大に吐き続けた。

「sunきりんさんは副作用が吐き気に強めに出ますね。吐き気止めも全く効果ないですし」看護師に言われた。

吐き気がすると食事が取れず、体力が削られていく。

食べないといけないとわかっていても、食べられないからどうしようもない!!!


元々痩せ型で56kgだった体重は、1ヶ月半で45kgになった。

痩せた後、歩こうとしたら足に力が入らず、前に転んだ。

歩く力すらなくなっていた。