いわゆるヒーローものの話。
僕らが見てたのは「オーレンジャー」とかだった気がするなぁ。
今は「キョウリュウジャー」ってのらしいです。
誰かがちょっと前にfacebookか何かにあげてたんだけど
このヒーローものってさ、悪の組織のほうがしっかりしてるよね、
って話があったんですよ。
まず、組織の目的がしっかりしてるでしょ。「世界征服」っていうね。
ヒーローなんてただ守れば良いだけだから、らくだよね。
んで、世界を自分たちの変えたい方向にひたむきに走ってるでしょ。
ヒーローは守ってるだけで、世界をどうこうはしないからね。
何と言っても、あの組織の結束力。みんなリーダーとか目的にばっちり
ついていってるよね。
ヒーローは普段わりとばらばらだったり、ピンチにならないとまとまらなかったり。
書けば書くほど、現代社会で「良い組織」と言われる条件を満たしているのは
悪の組織だなぁ。
でも、悪の組織って可哀相なんだよね。
自分たちの進む道には常に壁が立ちふさがるでしょ。
休みもあんまりきっとないんだろうなぁー。
そのくせ、仲間はどんどん減っちゃうし。
組織が小さくなっていくから、給料もきっとどんどん減ってく。
悪の組織も必死なんだろうなぁー。
でも、きっと途中で気づくんだろうね。「あ、俺らはきっと無くなっちゃうんだ」って。
それでも、突き進むのをやめるわけには行かないから、世界征服しようとする。
少し昔、姉が所属していた劇団でそんな悪の組織の裏側を
演劇でやっていて、むちゃくちゃ面白かったのを思い出してみました。
小さい劇団でもう見れないけど。哀愁漂う悪のリーダーが秀逸だった。。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
ちなみに、この話はあくまでヒーロー物の悪の組織の話ね。
悪の組織にちょっと「頑張って欲しい」なんて思ったひねくれ者の子どもは
きっと僕だけじゃないはず。