2冷やし馬 後編 | オリーブの雨好きブログ
冷たくなったアオの亡骸を抱きしめ
そしてともにその姿が消えてしまったヒサ
しばらくして・・・
村の誰かが言いいはじめました。
月の明るい夜に
若い馬が たてがみを碧く輝かせ
その背に 髪の長い娘を乗せて
海のなか
月の道を歩いて行くのが見えたと。
やがて、
村には子が産まれなくなり
笑い声も消えてゆきました。
我の為に ためらいもなく尊い命を奪った 魂
愛する者の為に 命を捧げた 魂
夏の終わりのお話でした。
今でも
月の明るい夜には
きらきら光る波間に
楽しげな声が
聞えてくるとか。
おまえは私の命
ー終わりー
愛とは なんでしょう
見たことはなくても 感じたことがあれば
幸せなことですね。

