【改憲の論理】
「憲法は国の根幹だからこそ、時代の要請に合わせて、定期的な更新が図られるべきだ。自民党は国会においては『決断のための議論』を進める」といっているひとがいるという。過激思想である。
【逆賊の論理】
本当は何も考えていない。だからからこそ口をついて出る言葉である。
根幹から変えるべきというのであれば、「天皇制は国体の根幹だからこそ、時代の要請に合わせて、定期的な更新が図られるべきだ」ということもできる。尊氏真っ青である。
【四択問題】
形式的に沿うことで、いくらでも応用できる。
そこで問題である。次の(1)~(4)のうちから、適切なものを一つ選べ。
(1)自由権は基本的人権の根幹だから時代の要請に合わせて、更新すべきだ。
(2)夫婦関係は家族制度の根幹だから時代の趨勢に合わせて、相手を変えるべきだ。
(3)出汁は料理の根幹だから素材の変更に合わせて、異なる採り方をしなけらばならない。
(4)教育勅語は教育の根幹だから時代の変化に合わせて、破棄すべきだ。
【細部にこだわる性癖】
「根幹だからこそ」には、枝葉末節は放置、もしくは改悪しても良いという論理が含まれいる。道理で、議席削減には執着するが政治資金や一票の価値はおざなりとなる。いやな男を比例区で救済し、そのパワハラ三昧に寛容であったりする。
【首相更迭の論理】
樹木の剪定は枝葉の整理ではなく、幹の形状の変更から始めるべきという事にもなる。幹をギリギリ縛り上げて変形、切断し、思うような形にした後に葉っぱを一枚、二枚整理して完了とする。木が枯れてもやむをえないと嘯く。
人間は、枝葉末節の試行錯誤から人格を形成するという真実が見えていない。社会も同様で、諸問題を一途両断にばっさりと解決巣る策などあり得ない。それはおろかな、ジャコバン主義、尊攘思想とでもいうべきものである。法の支配の根底を理解していないのだから「保守」ではない。その様な輩に権力を委ねるのは極めて危険である。そこで、次の様にいっておく。
「総理大臣は国の根幹だからこそ、時代の要請に合わせて、定期的な更新が図られるべきだ。全ての政党は国会において『決断のための議論』を進めるべきである」