【台風の秋】

 雨である。昨夜の雨は、雨音の大きさからかなり激しかったようだが、明るくなる頃には小降りに転じた。ただし、全県に大雨や土砂災害注意報、濱通りには「高齢者等避難」警報が出されていた。嵐の季節なのである。

【高齢者の日】

 さて、今日はその「高齢者の日」、もとい、「敬老の日」である。同時に「認知症の日」でもあるのだそうだ。

 「世界アルツハイマーデー」が先に定められ、そこに15日だった敬老の日が祝日法によって移動して重なったらしい。「敬老の日」が「認知症の日」だなんて、なんてこったい、である。

【重い槍を振り回す】

 「敬老の日」なら、高齢者に尊敬の念を込めて対しなけらばならない。では「認知症患者」にはどう接したらいいのだろう。何しろ、高齢者中3・6人に一人は「認知症」なのだ。喪失への哀憫の情か。何かと振り回されても堪忍か。同情や憐憫では上から目線である。ここは日本人らしく「思いやりの心」とかなんかになるのだろうか。

【唯一の回避策】

 他人ごとではない。両親とも、晩年はアルツハイマーであった。血統としては申し分がないのである。

 65歳未満の「若年性認知症患者」もいるという。なりたくなくとも、なってしまうのが「認知症」である。せいぜい脳の血流、髄液の流れを意識して防止に努めるようにするが、それも気休めである。そうなる前に、別の病気に解決を委ねるしか回避の方途はないのかもしれない。