【西瓜甘いか】

 昨日、果物を求めてまたまた福島に出向いた。季節は桃から梨に移りつつあるようで、出荷量は半々という感じであった。

 桃の他に、きゅうりや茄子など共に西瓜を買った。径30センチ近いのに1000円の値がついていたので思わずカゴに入れてしまった。スーパーのカット西瓜ならゆうに30パックを超えるだろう容量である。小口売りいかに暴利であるかを実感する。

 それにしても、今の世代に西瓜が喜ばれないのはどうしてだろう。濃縮とは無縁の、水分過多の味わいが理由だろうか。旧世代は「夏即西瓜」と反射して、思わず手を伸ばしてしまうのだが。

【運が悪かった程度の同情】

 さて、トランプのICCいじめが波紋を拡げている。加入もしていない国がよく言うよという感じだが、トランプのすることなので不思議はない。ただの、いや、ネタニヤフ、プーチン、金正日と同列のゴロツキなのである。

 不思議なのは、日本政府の反応である。中谷ら個人的に異を唱える政治家はいるが、高市を筆頭として政府の腰が引けている。高市は、1月7日に赤根所長と対面して「敬意を表する」と言明し、ICCが「法の支配」の役割を果たせる支援すると表明した。それなのに、いざ不当な扱いに直面すると、「大変残念」でお終いである。

【女の連帯が試される】

 日本は、中露の枢軸に対抗して、「法的秩序」を旗印にした陣営を形成する戦略のはずである。その掲げた旗が、こうも大っぴらに「損壊」されたというのに、米政府にその真意を問うたり、「不快」と表明することさえしない。無法者の眼を見ることさえできない輩の掲げる「自由の名の下の安定と平和」など紛いものでしかない。

 トランプは、日本政府に財政支援を止めるように要請したという。こののち、どういう対応を取るかが、日本という国家の「法の支配」に関する試金石となる。口先だけなのか、逆に予算を増額することで本物であることを示すのか。

【夢と落ちにし】

 赤根は、日本政府が推薦して実現した国際機関の長である。日本人としては稀な国際的リーダーである。しかも女性である。そのような人材を支えることなく、ゴロツキに言われるがままに見放すとしたら、日本を信頼し、その決定を支持する国など減る一方となるだろう。国連安保理常任理事国入りなど夢のまた夢である。