【やらずの雨】

 昨夜は、かなりの激しい雨だった。朝になると止んで陽が射してきた。猫が何かに追いかけられてでもいるかのように、トロットで庭を横切った。外泊をして帰ってきたのである。詳細は不明だが、猫やらずの雨だったようである。

【10年一昔】

 さて、地震である。熊本の被害は10年前よりも深刻なのかもしれない。特にイオンモールの事故は悲惨で、まるで爆撃を受けたかのようだ。骨組みだけとなった店舗や福山通運のトラックの様子から、ガス爆発の破壊力の凄まじさがうかがえる。

【ガスの破壊力】

 当市における2020年の飲食店ガス爆発事故の破壊力も凄まじかった。一帯は事故後、道路をはさんだ銀行を含めて広く更地となった。修理、再建を断念せざるをえないほどの損傷だったのだ。熊本のイオンモールも同じ道筋を辿ることになるのだろう。

【ガスはとまらない】

 それにしても、建物に被害が出た時点で、どうしてガスを止められなかったのだろう。一定震度以上ではガス供給を自動的に遮断するなどしていれば防げたはずだ。そのような装置があるにはあったのだが、期待したようには働かなかったとの報もある。

 また、あれだけの大爆発を起こすまでに、ガスが充満しているのに誰も気がつかなかったのも不思議だ。ニオイの原因を確かめようと、照明のスイッチを入れたりしてしまったのだろうか。

【言葉だけが装われる】

 神戸では、日をおいての通電によって大火災となった。地震は、揺れそれ自体も怖いが、後次被害が深刻である。その教訓が活かされていない。川内原発のモニターも停電でまともに働いていないようだ。その上での「異常なし」でしかない。停電でモニターが全停止した福島第一の失態が活かされていないのだ。喉元過ぎればである。

 おそらく、今後も活かされないままとなるのだろう。かくして、「できることはすべてやる」などとの、それらしい言葉だけがあふれることになる。