【退院後観察】
昨日は、退院後の外科の診察があった。血液検査は、入院時の絶食のによる栄養不足を示していたが、その他には、腎臓を含め特に異常はない。
医師に、現状はステージ3のどの辺なのかを確認した。原発からリンパ1個への転移なのだから3aか3bなのだろうと考えていた。ところが医師の答は「あえていうなら4」という衝撃的なものであった。しかし続いて、根治未達の場合には、ファーストライン治療になるともいう。ステージ4なのにファーストライン?
推論すると、「ステージ」というのは癌の発見時の段階評価のようだ。したがって再発は、あえていうなら「みんなステージ4」ということになる。そのなかで、セカンドライン、サードラインの治療に移行する場合がある、ということのようだ。
【第一段階終了】
そして本日、放射線終了である。一月以上30回に亘って被爆してきた。その治療効果は未確認だが、副作用も不明である。あと2、3日は注意が必要とのご託宣であった。
昨日は、照射時に咽喉に痛みを感じ、その部分の皮膚が赤らんでいるのを確認した。その様な異常は初めてで、知覚できない異常がどれだけ生じているのかは不明である。夕食時に食欲が落ちるのだけは確かである。全身の細胞のミトコンドリアが、いいかげんにして欲しいとボヤイているような気もするのである。
ということで、1ヶ月後の造影剤CTで、今回の治療の効果を確認し、その後の対応が決まることになる。またもや、執行猶予1か月である。
その祝いとして、圧力鍋で煮込んだ牛すじのカレーを作った。トマトをたっぷりと使うので、市販のルーなど不要である。
【極端な損得勘定】
さて、昨日の朝日新聞デジタルに小泉浩樹記者の生命保険に関する記事があった。「入社前から30年近くかけてきた貯蓄型生命保険を解約した。その分少しずつNISAで投資」するようにしたのだそうである。「極端」である。
生命保険に入ったことはないし、保険で資産形成をしようとも思わないが、ガン保険は20代の頃に契約していた。治療費は公的保険でカバーされるが、差額ベッド代は自腹となる。それを保険の入院給付で賄おうとしたのである。おかげさまで、個室料金を心配することはなく入院できた。保険は無駄ではない。
もちろん、癌にならずにすむにこしたことはない。その場合には、払い込んだ保険料は「捨て金」になるが、その様な無駄なら喜んでい引き受けたい。手術や化学療法のあの苦痛、不自由を免除されるなら、何百万円出しても惜しくはない。健康は金に換えがたい。その上で、万一に備えての出費も必要である。保険料を損だと思うのは、そのような生の真実を見誤っている。ケチ臭い判断力では、投資においても勝ちは望めないのではないかと、つい余計な心配をしてしまうのである。