【庭のアケビは何を見た】
アケビを収穫した。朝の見回りの時に触れると、すでに柔らかく、いくつかは割れ始めていた。放置するとそこにわらじ虫が入り込んで糞だらけになる。割れたら即座に収穫、なのである。
【「国宝」より長い「宝島」】
さて、映画「宝島」を観た。3時間超の映画という点で「国宝」と対比される作品である。
3時間は確かに長い。終了を待てずに席を立つ男性老人が3人ほど居た。老化した膀胱という尺度から「長い」。
また、「国宝」を長いとは感じなかった。物語の展開、映像の流れに無駄が少なかったからである。その点、「宝島」は長い。原因は永山映太扮する男の扱いである。
【監督が作りたいように作ったとは思えない】
小説ではそれこそが鍵だったのかもしれないが、映画においては緩慢因となっていた。宝の島を軍事利用することしか考えない2つの政府に対する怒りを軸に、エピソードを積み上げるべきであった。
すると余りに反政府的となるので、霊視やお涙頂戴を取り混ぜろとの指令が電通からあったのかもしれないが、そのために話がわかりづらくなった。長くなってしまった。興行成績が「国宝」を上回るのはちと難しい。
【膀胱の訓練が必須】
阪本順治が軍事主義を拒否する人間であることは了解している。主題の直截な映像化が愚かであることも理解している。しかしもう少し脚本を練るべきであった。オンちゃんへの愛着ではなく、米情報部員との葛藤を核にすれば30分は短くできたかもしれない。
終了後、戦後沖縄の写真スライドが終わった時点で足早に外にでて、トイレに駆け込んだのであった。
