【すでに春】

 この数日は暖かい。庭の隅には、イヌフグリが咲き始めチューリップが芽を出した。フキノトウはまだかと土手のあたりをうろつく毎朝なのであった。FFなしでも何とか耐えられる。

【夢グループ公演】

 さて、先日、夢グループ公演を観てきた。尾藤イサオから石川明美までの、主に50年前の流行歌手たちの歌謡ショーである。楽団不在なので、カラオケ大会といえないこともない。

【華麗なる加齢】

 出演者は当然にお歳を召していて、中には昔のような声量、音程とは程遠い方もいる。フィナーレに並んだミニスカのチェリッシュ悦ちゃんなど、小枝を通り越してもはや枯れ枝である。松崎はその枝に引っかかった苔というところか。

 それだから、昔同様に謳い上げる平浩二や尾藤イサオには驚愕した。オープニングで笑点の座布団運びモドキにへらへらしていたのが尾藤であったのだが、その芸人としての境地には敬意を覚えずにはいられない。明日はそっちだ。

【漏れる嬌声、漏れる一滴】

 格安チケットがまわってきて、よほど入りが悪いのかと邪推していたのだが、ほぼ満席であった。当然にお年寄り満載で、トイレを我慢できないのか、公演中に席を立つ人があとを絶たない。眠っている人、杖をついている人も多い。それでも嬌声がとぶことがある。腹圧による失禁がちと心配である。

 同伴した家人も期待以上だったと感想を漏らしていた。夢グループ社長は郡山日和田界隈出身のようだし、ご贔屓となるのかもしれない。