【生存延長に感謝】
何といっても2年連続の大手術である。それも食道がんの再発、再燃ではなく、虫垂炎をこじらせての腸癒着というトンマである。
こじらせた原因は、救急当番医の未熟もあったが、なんといっても病院のコロナ警戒体制である。感染者判別が優先され、半日も放置状態だった。危うく手遅れになるところだった。
切り刻まれた腹は、最近になってようやく平常を保てるようになってきたが、体重は65キロあたりで停滞したままである。
食道再建によるQOLの低下はやむをえないと覚悟していたが、盲腸までやらかすとは想像の他であった。食事に限らず、なにごとも半人前になってしまった。登山や海外旅行など無縁、宇宙旅行など完全に断念である。日常しかない。まあ、隠居生活としてはそれが相応しいのかもしれない。
雪降りてただ立ち尽くす年の暮れ、である。
【来年に願うこと】
2024年は、ウクライナやガザをはじめとする一切の暴力が根絶されますように。