【紅葉の五色沼】
紅葉の五色沼を通り抜け、白布温泉を抜けて山形に向かった。最上川の源流の一帯は紅葉真っ盛りというところで、観光客が多い。ただ、東北の山は楢の黄色が多くを占め、西日本のような錦秋という感じではない。今回の目的は風景鑑賞ではなく買物である。色気よりも食い気の年頃なのである。
【シシタケとカノシタ】
飯豊道の駅の一角にキノコ売り場がある。そこに並べられるシシタケが狙いである。ご当地ではススタケというらしいが、岩手から仕入れたりもしているらしい。昨年も購入したのだが、今年になってHPに、セシウムの値が限界地を越えていたので回収するとの表示があった。まあ、地面に生えるし、放射性物質を集めやすいキノコなのだ。それでも、その美味の誘惑には勝てない。一箱求める。
松茸も出ていたが、少し大振りなのは1万円とか2万円である。手が出ないので香りを嗅ぐだけにする。半額とか2千円に値下げされていたものがあったところを見ると、売れ行きは芳しくないのかもしれない。代わりにカノシタを一箱550円で求める。知らない人が多いが、一箇所で大量に収穫でき、ジャガ芋などと炒めるとすこぶる美味なのである。
【車中泊】
その後、山形県の真ん中の西川町の道の駅で水沢温泉を楽しみ、そのまま車中泊である。久しぶり、というかほぼ2年ぶりの車中泊である。雨が降り続き、有線放送では熊注意報がアナウンスされている。車の外に出るのは控えなければならない。ひたすら本を読み、眠る。
【松茸との遭遇】
起床後、30分移動して「さがえ西村山アグリランド産直センター」に移動する。JAの直売所であり、品数が豊富というか思いもかけない品種、産物にお目にかかれる。ここでリンゴ等を求めるのが今回の遠出の目的なのである。お買い得を得るためには開店直後に入店しなければならない。昼頃には陳列棚が空になることが多いようだ。案の定、先頭から3番目にならんだのだが、後ろに長蛇の列が形成された。
車にあれこれしこたま積み込んだ後、再入店して松茸に遭遇した。形がいいのは1万円前後なのだが、そうでないのは安い。小振りの5本入りで3500円ほどである。飛びついて買い求めた。
で、帰宅後、松茸ご飯に松茸の吸い物、カノシタのジャガ芋炒め煮の夕飯となった。期待していたより香りは薄かったが、まあ、満足である。シシタケはベランダに干し、代わりに昨年のセシウムいりシシタケを水で戻している。今夜は、シシタケご飯である。
秋である。