【束の間の晴天か】
久しぶりの晴れ、という感じである。しかし寒い。ある朝突然に床暖が入っていたり、こたつ布団がかけられていたりする。こたつに潜りながら、山はキノコの盛りだろうなあと想像する。しかしそれだけのことで、あとは机仕事にとらわれる。かくして秋は過ぎていく。
【コロナ前コロナ後】
さて、今日の朝日新聞に「東北の夏祭り入込客」の集計が載っていた。日銀仙台支店が、東北各地の祭りの来場者数を取りまとめ、朝日新聞宮城支局が記事にしているらしい。昨年はコロナ前の半分になったと嘆いていたのだが、今年は前年比倍増と浮かれている。
【青森の浮沈】
興味深いのは青森である。4市順位が次の様になっている。
(1)八戸三社大祭 141.6万人
(2)弘前ねぶた祭 137.0万人
(3)青森ねぶた祭 101.0万人
(4)五所川原立佞武多 26.1万人
この順位は私めの評価とほぼ同じである。以前ここに記載したが、八戸の素朴な工夫、弘前のつつましい行進、五所川原の吉幾三の煽りは面白い。五所川原には、津軽の音楽をもっと前面に出して3ケタ到達まで踏ん張ってほしい。
青森の反社的興行には幻滅であり、今年は暴力沙汰まで露見している。統計方法が変わったので前年比較ができないというが、これまでどこに集計させていたのか、屋台のアンちゃん達の口報告か、と突っ込みたくなる。減少はかなり深刻なのではないだろうか。
【祭り後進の福島】
我が福島県は集計の下部に集まっている。
(9)福島わらじ祭り 29.8万人
(13)相馬野馬追い 12.1万人
(14)郡山うねめ祭り 11.4万人
わらじやうねめのようなでっち上げというか、新興の祭りが客を呼べないのは自然だが、将門由来、最も歴史ある相馬の少なさは意外である。来年からは時季変更するらしいが、せめて津軽並みには踏ん張ってほしいものである。
ちなみにダントツの1位は仙台七夕祭りの226.9万人である。七夕飾り自体は興がわくというほどの代物ではない。見ものも、雀踊りの他にこれといったものはない。人出の多さは祭りの集客力というよりは、仙台という街の力である。東北の人々が、祭りを口実に、大都会仙台に買物、遊びに来るのである。そのまま住み着いてしまう人さえいるかもしれない。
学生のころ、七夕飾りなどとは無縁に、路地裏で部費獲得のために大声をあげてコーラを売りまくったのが懐かしい。昭和は遠くなりにけりである。