【PCRづくし】
今回の入院に際し、PCR検査を覚悟していた。何しろオミクロンの波がじわじわと北上している。前回同様に義務づけられると予測していた。ところがその要請はなかった。県境を超えていないか口頭で尋ねられただけである。拍子抜けである。
【全員PCR実施】
風向きが変わったのは2日め頃のことである。看護師たちが「全員やるんだって」とさんざめきだした。ああやっぱり、入院患者の誰かの感染が発覚し、遅まきながら検査をすることにしたのだなと理解した。というわけで、再度、鼻の穴に綿棒を突っ込まれることとなった。
ただし「全員」とは、職員を含んだ本当の「館内全員」だった。検査は、自費だと6000円だが保険適用であり、看護師らは自分で採取し提出するとういう。
この検査は感染者を見つけだし、実は院内がクラスター状態だったことをあぶり出し、翌日の新聞に載ることとなった。しかも、感染者は職員のみで、入院患者は皆無というオチつきである。
【PCRの有効性】
5人では済まない。次々と感染者が出現し、入院期間中は大混乱になるのか、自分も感染させられることになるのかと危惧したのだがそうはならなかった。更なる感染拡大は生じなかった。
検査で感染者を見つけだして隔離すれば感染拡大は防げる、という対策の有効性が証明されたようなものである。不思議なのは、その対策を禁忌のように回避する方針の国である。2年前のコロナ発生直後からから一貫しているが、国民の生命に優先する何があるというのだろう。
【3回目のPCR】
不思議だったのは、退院間際の3回目である。これから出て行く、病院に感染を広げる危険がなくなるというのに、また綿棒を突っ込まれた。何の必要があってのことなのか、いまだに理解できない。後日クラスターが発生したときに備えて、ということなのだろうか。
さて、3回目の入院となる3月には、4度目の検査を求められことになるのだろうか。全国的には、とうとう10万人超えである。これがピークであり、早々に収束へと転じていってほしいものである。