1月は、種々の源泉徴収証明書が送られてくる月である。申告書は税務署からとうに郵送されてきている。かくして税を納めさせていただく季節が始る。
さて、昨日紹介した宮崎伸治の著書は1日で読了した。不思議な点がふたつある。
ひとつは、出版社にひどい目に遭わされながら、契約の口約束を続け、同じような衝突をなんども繰り返している。著者は著作権に関する各種資格を有し、裁判所陳述書も自ら作成するほどの練達なのに、必ず文書化するようにしたとの記述がない。そこのところが実に不思議である。衝突を楽しんでいる様さえ見える。まあ、人のことはあまり言えない。トラブルはないが、契約書なしの出稿がないわけではない。
もう一つは、数十冊の出版をし、傑出した英語力を有しながら、どうして大学とかの教員になろうとしないのだろうか。何か問題があって誘いがかからないのだろうか。それとも、教員になんか翻訳家以上になりたくない、ということなのだろうか。警備員よりは待遇がいいと思うのだが。今週号の東洋経済の年収ランキングでは、大学教授、高校教員がベスト10にはいっていた。にわかには信じ難いが。
それにしても、日本の教養に関与する連中の知的水準には呆れてしまう。そば屋の出前水準の嘘でその場しのぎをし、問題から逃げ回って無いことにする。ほとんど幼児の振る舞いである。弁護士もそれを諫めることなどなく、無責任に同調する。しかし、同様の醜態は、日常茶飯、あらゆるところ(官僚、政治家、芸能界、スポーツ界など)に出現している。銀座のクラブには行ったが話を聞いただけだとか、麻雀店には入ったが麻雀はしていないとか、ね。日本人の民度とは、実はその程度だったのかもしれない。