市職員入れ墨(刺青)騒動が教員にも波及している。
小学校教諭1名が自己申告したという。
橋下は弁護士なのに、法律、特に憲法を知らない。
入れ墨とは江戸幕府の身体刑であり、過去に何かの犯罪で処罰された証である。
二の腕に藍色の線を刺すあれである。
地方政府が、身体刑を根拠に処罰するということは、
憲法第39条の「二重処罰の禁止」に反する。

え、入れ墨じゃないって。
子どもに見せて脅かしたというから彫り物、倶利伽羅紋々なんだって。
もう紛らわしい言葉遣いをするんだから。
しかし、そうだとすると別の問題がある。
魏志倭人伝には、和人が皆「鯨面文身」するとある。
つまり、日本人は固有の文化として彫り物をおこなってきた。
これを否定する根拠は、
「身体髪膚父母に受く」ゆえに、「毀傷せざる」を孝の始めとする儒教文化にある。
江戸幕府は朱子学を官学としたので、1811年に彫り物を禁止し、薩長の明治政府も受け継いだ。
それだけのことである。
橋下は、日本文化を否定し中華文化に屈するのというのだろうか。
偏執的な日の丸好きと統一性を欠くではないか。
また、儒教倫理に開き直ることにも問題がある。
橋下の父親はその職業柄、彫り物肯定、実践者だったはずである。
その父に逆らうことは親不孝なのではないだろうか。
なお、刺青禁止令はGHQの意向に沿って1948年に廃止されている。
罪刑法定主議にも反するのである。

え、彫り物じゃないって。
実はTATOOなんだって。
だったら初めからそういえばいい。
アンジェリーナなどの紅毛人、南蛮人がおこなっていて、
数千円からできる単色のちゃちなやつ。
日本の軽薄な若者にも流行っている装飾だと、
実例を画像で示して、市民の判断を仰げばいい。
それを、やくざ映画に出てくるような類と誤解させるように言論誘導するからおかしくなる。
入れ墨と彫り物とTATOOの区別がつかない阿呆なのかと思ってしまった。

ところで、元大阪市助役の大平光代氏はどう考えているんだろう。