県内の高放射線量の最高値を、福島と郡山で競合している。しばらくの間、福島の方が0.2マイクロ程高かったのが、ここ数日で激減した。0.66で郡山と並んだのである。しかし、その原因が不明である。考えられるのは、観測地の積雪を取り除いた際に、思わぬ(あるいは意図的な)除染効果が生じたのかもしれない、ということくらいである。それにしても、不思議な現象である。
また、朝日に「配管の強度 不足か」の記事が載った。保安院が調査したところ、福島第1原発5号機に地震の際に強度を上回る力がかかる部位があり、安全上問題だという内容である。なんと、目安の最大4.3倍以上の力がかかるところがあるという。ダメじゃん、である。
第1原発は、2006年の新耐震指針の補強工事が終わっていなかった、との事実もさりげなく指摘されている。その調査のために事故を起こしていない5号機を調べたところ、給水系の配管などに問題が見つかったということらしい。事故を起こした原子炉も、同様の状態だったことが推察できる。今後、残っている4号機を調べれば、設計上、もしくは施工上の問題の有無が明らかになる。
いずれにしても、炉心溶融の主たる原因が津波ではなく、配管の強度にあった可能性がいよいよ大きくなった。日本の原発は地震に弱いのである。原発を作る必要があるのであれば、どうか地震の起きないところを捜してやってください、というしかない。