【セルフレジ納税】

 確定申告の準備をしている。関係資料の整理、申告書の下書きでき、あとは清書するだけである。今年も紙提出である。E-TAXするつもりはない。税務署職員の手を煩わせずにとっとと申告、納税しやがれ、という高飛車な姿勢への合法的抵抗である。

例年、還付だったのだが、今年は、僅かながら追加納税となる。医療費や、雑収入経費が少なかったこともあるが、基礎控除額が88万円では控除が不足なのだ。少しばかりの控除拡大では追いつかない名目的な収入増がある。減税を大声で宣伝しながら、実際には増税なのであり、手取りは着実に減る。皆さんはどうなのでしょうか。

【野田はさしずめ菊千代というところで論外】

 さて、総選挙の衝撃がまだ収まらない。明日は「中道」の代表選だそうだが、泉不出馬ということなので盛り上がらないことになるだろう。勘兵衛抜きに、五郎兵衛と平八だけで7人の侍の代表選をするようなものである。

【敗北の原因】

 東北は立憲の牙城だったのだが、今回は比例復活1議席のみとなってしまった。次のような朝日新聞地方版の分析がある。

 「東北ブロックの得票数で見ると、自民の得票は161万2576票と全体の約4割を占め、前回の118万8975票から3割強増えた。

 中道は82万8883票だった。前回は公明が36万7341票、立憲が99万3007票で、合計すると136万348票。4割近く減らした計算になる。」

 「立憲+公明」が4割減らし、自民が3割増やした。「立憲+公明」が組織票すらまとめきれず、自民が浮動票を集めた結果こうなった、ということである。

【勝てば官軍】

 また、自民の絶対得票率は26.9%に過ぎないのに、86.2%の議席を獲得した。自民党支持者は、結成て多数派ではない。選挙制度が作り出した歪みの表れである。

 しかし彼らは、自分たちの政策が支持されていると叫び、強引にその実現を図ることになる。国民の4人に一人にしか支持されていないので、丁寧に議論し、少数意見に配慮した結論を、などと自制したりしない。そのように振る舞うのが政治家というものである。

【国論を二分】

 選挙期間中の表看板は「消費税」だったが、今後の「最大の争点」は「憲法改正」となる。勢いのある内にと、来年にかけて議論され、衆参同時選挙時に国民投票ということになる。自衛隊に関する形式論理は、存在するのに明記しないのはおかしい、である。そこに、憲法に明記されていないのに、これまで莫大な予算の組織として存続してきたことが無法であった、との反省はない。

 かくして、違法な存在が法を作り替えるという、末法的事態が進みそうである。それもまた国民の選択であり、「政治」なのだろうが。