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―笑い--


「笑いたくなくても笑うのよ」

とマザー・テレサはいった。

一緒に働いているシスターたちに、いつもこういっていたという。

「笑ってあげなさい。

笑いたくなくても笑わなければだめよ。

人間には笑顔がとても必要なの」


中国には「一笑一若、一怒一老」という名言がある。

「一回笑えば一歳若返り、一回怒れば一つ歳をとる」という意味だ。

昔の人は笑いの効用をよく心得ていたのだ。


笑うとなぜいいのか。

作り笑いを2時間続けたら、ガン細胞をやっつける力を持つNK細胞が活性化したという実験結果が報告されている。

ムリにでも笑うだけで、ガンさえも撃退できるのだ。

この効果を利用して、実際にガン患者に落語を聞かせることを試みて、うまくいった医者もいる。

また、糖尿病の患者が笑うことで血糖値を大幅に低下させたという研究報告もある。


「笑い」はすごい。

ストレス学説で有名なハンス・セリエ博士は笑いの効用を祖母から教えられた。

博士が少年時代、何かで泣いていたとき、祖母がその場を通りかかって、こういった。

「ハンス、泣くのはおやめ。

泣けばよけい悲しくなるよ。

そんな時は無理にでも笑うのよ」

この言葉がハンス少年にはよほど印象的だったらしく、この一言でストレス学説が生まれたのだ。

笑いはストレス解消に役立つ。


笑うにはどうすればいいか。

愉快だから、おもしろいから笑う、と考えると笑えない。

何でもいいからまず笑ってみよう。

笑うと愉快になる。

これは不思議なくらい愉快になる。


「笑う門には福来る」

昔の人は素晴らしい法則をちゃんと理解していた。

愉快だから笑うのではなく、笑うから愉快になるのだ。


大いに笑おう。

同じ人生なら笑って愉快に暮らそうではないか。


そして、

「泣き面に蜂」、 ぼやいたり、愚痴を言ったり、嘆いたり、そんなマイナスの言葉や表情とはさよならしよう。

少なくとも、

「こんな世の中で、笑えるわけがないじゃないか」などと、
自分が笑えない理由を発見するようなことはするな。



身の回りのいろんなもの

いろんなことに
 
感謝して

面白がって

毎日笑いの絶えない人生を送ろう。


まず 笑う ことだ。

君の笑いで

天の岩戸の扉も開く。