《奇跡の脳を読んで その2》

 

テイラー博士の本を読んで、よく文章にできるなぁっというのが率直な感想。

 

どれだけの歳月をかけてこの本(文章)を作ったのかわからないけど、短いブログでも最低2週間はかかる。だから脳出血を起こして言語を司る部位(ウェルニッケ野:言葉の意味を理解する能力)に障害されて、それを乗り越えて本も書いて、多分研究もされたと思うからすごい。私はブローカ野の障害だから、もしすごい時間がかかっても回復するとしたら、どんな方法があるのか知りたい。

 

それに博士と同じ脳出血だけど、違うところがすっごいある。例えば下記…

・脳出血の原因(病気)

テイラー博士の場合:AVM(脳動静脈奇形)

私の場合:脳出血

 

・脳卒中の前兆

テイラー博士の場合:本を読むとあった

私の場合:なかった

 

・発症年齢

テイラー博士の場合:1990年代後半で、37歳の時に発症

私の場合:2019年で47歳の時に発症

 

・麻痺は?

テイラー博士の場合:運動する作用が私より軽く影響を受けた?

私の場合:運動する作用がテイラー博士よりずっと深刻に出血の影響を受けた?

 

もう一つ、博士がまとめた『博士が回復するためにどんなふうに病状を理解してもらいたかったか、何が最も必要だったか』は博士バージョン。私バージョンなら…さしずめ『私の取扱説明書』。但し、思いっきり博士の言葉を借りてるけど😅

 

・脳は常に学び続けることができると、固く信じて。

・できないことを嘆くより、できることに焦点を合わせよう。

・あることを何十回も、初めと同じ調子で教えてくれるよう、忍耐強くなって。

 

惜しいのは、最後まで本を読めなかったこと😣