《私の生い立ちと経験したこと:生まれた時のこと》
《私の生い立ちと経験したこと:生まれた時のこと》私の生い立ちは、誰も興味がないと思うけど…まぁ、少しお付き合いください。1972年◯月◯日に上本町にある日赤にて誕生。出生体重は2,550g。昔、体重で2,500gない新生児は未熟児(今で言う低出生体重児)と呼ばれていた。あと50gなかったら、保育器に入れられた…かもしれなかった。たった50g、されど50g。今は新生児の時から母子同室がほとんどだけど、昔は違った。昔は新生児だけを一緒に入れられていたから、新生児にとっては、まぁ似たような環境。体重が2,500g以上あって、自分の体温を維持できる新生児たちは、透明の上部が空いた箱のようなところで、ある意味一人部屋のような、ある意味雑魚寝のような格好で寝ていた。新生児のICUみたいなところは、透明な箱のようなところは同じだが、自分の体温を維持できないとか、酸素を取り込むことが難しい新生児は酸素吸入できるように箱みたいな部屋全体に酸素で満たしている。だから大きな透明の箱みたいなところの外側にいろんな機械がついている。あと50g足らずにそこに入ったら、退院? 初めて外に出る機会が1週間ぐらいでは足らないかもしれない。月単位で考えないといけなくなるかもしれない。だから「たった50g、されど50g」