寄席+。:.゚.:。+ | ☆..:*向日葵の種 ~心の種の育て方~*:・゜'☆

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ブログ13年目も日々気が付いたこと
好きな写真などを気が向いたときに
アップしていきたいと思います

コトバンクによると、

 

寄席とは

 

落語などを上演する小規模な常設演芸場。

 

「よせ」とは「寄せ場」の略語であり、「人を寄せる場所」という意味である。江戸後期の『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』には「人をよする故なり」と記されている。要するに大ぜいの人々を寄せ集めて、落語、講談、浪花節(なにわぶし)(浪曲)、漫才(まんざい)、奇術などさまざまな大衆芸能を興行する場所であり、「寄席」の字をあてているが、単に「席(せき)」とよぶこともある。

 

 

その「寄席」に先日、初めて行ってみました。

 

以前から行ってみたいと思っていたのですが、未知の世界だったのでちょっと敷居が高かった。(*^^*)

 

 

今回、行ったのは新宿にある「末廣亭」です。

 

 

通常は、昼の部と夜の部の二部構成で、スケジュールによっては昼の部と夜の部の間に、お客さんの入れ替えを行うのだそうですが、当日は入れ替えなく、大人の入場料3000円で夜まで観覧が可能でした。

 

入り口でお金を払うと(支払いは現金のみ)、係りの人が寄席の入り口の扉を開けて中に入れてくれました。

 

 

そこには(写真撮影禁止なので写真はありませんが)昭和の雰囲気が漂うレトロな高座と椅子席、桟敷席を含む観覧席が広がっていました。

 

最初、一番後ろの場所でどこに座るかしばし考え、空いていた前から2列目の通路側の座席に着席。

 

 

出てくる人たちは、落語、曲芸、マジック、漫才など、一人(組)平均10~15分の持ち時間で、あっという間に観客を自分の世界に引き込んで笑いを取って去っていくという。プロの人たちでした。

 

びっくりしたのは、70代、80代の超ベテランの芸人さんが多かったこと。

 

テレビでしか見たことがなかったコマ回しや手品などの伝統芸を間近で見ることができたかと思えば、落語では話の途中で往年の有名俳優さんの歌を突然歌い出す噺家さんがいるなど、

 

その日、私はすっかり出演する方たちの型にハマらない芸に魅了され(^-^;、8時半の終演までいてしまったのでした。

 

出演者や出し物は10日ごとに変わるそうで、いっぱい笑ってすごく楽しかったので是非また訪れてみたいと思っています。

 

 

因みに東京にはいくつもの寄席があり、

 

 

出演者の噺家さんによると、その寄席、寄席で客層も変わるのだとか。

 

そして、高座に上がって客の年齢、男女比などを見極め、その日の出し物を決めるのだとか。

 

また、トリの出演者は「主任」と呼ばれると知り、少し物知りになった気分です。(^^♪

 

この日のトリの噺家さんのお話は古典怪談の「番町皿屋敷」を大きくアレンジしたお話で最後に大笑いして終わりました。

 

皆さんも楽しいので一度訪れてみてください。( ^)o(^ )

 

 

カラフルなワインオープナー。

最近はコルクよりキャップ式のワインが多いけど、開ける前のドキドキが溜まりません。(^_-)-☆

 

 

そうそう、ひとつ、寄席で言い忘れました。

 

場内で飲食はできるのですが、売店でお腹が溜まるものは売っていないので、おにぎりなど、お腹が空いたときに食べるものを事前に調達して入場することをお勧めします。