全羅道の群山(グンサン)に行ってきました。
群山は日韓統治時代時代に日本人が多く移り住んだ地域で、
明治や大正時代の日本家屋などが今も多く残っています。
東国寺。
旧広津邸。広津さんという米穀商の人の家です。
大正生まれの祖母のうちに来たみたいな感じ。
群山は日本統治時代に日本人がかなり多く移住していて
半分以上日本人だったそうで…印象違いました。
てっきり当時でも日本人はマイノリティなんだと思ってました。
肥沃なこの土地で米を栽培して日本に送っていたとか。
8割が日本人農場主だったときもあったそうなので、これもまた印象違う。
ここは今は現代美術館になっている旧長崎十八銀行。
最初に歴史博物館にいくとセットで入場券が買えました。
スタンプラリーもありました。
明治後期の建物で白と緑。
その頃流行っていたんですかねえ。
私が思い出すのは広島の産業奨励館(原爆ドーム)ですけど。
あれも写真だと白黒なんですけど、ほんとはこんな感じの白と緑なんですよね。
産業奨励館が1915年に建てられていて、ここが1907年ですね。
年代的には近いですね。
歴史博物館はテーマパークのような感じで娘も楽しめていましたけど、
ここはまあまあ・・・でしたね。
確かにチケットセット売りしないと来ないかも…。
↓詳しくはソウルナビで。
この辺り一帯を「時代旅行村」と呼んでいるみたいなんですけど、
ほんとタイムスリップしたみたい。
この冬は日本に帰らないことにしましたが、
なんだか昔の日本にタイムスリップしたような旅行ができました。
韓国は日本の遺産を負の遺産として壊し勝ちですけど、
ここは残すことに決めたんですね。
韓国人の立場からだといろいろ複雑な心境もあるでしょうけどね。
でもこれのおかげで他の地域とはちょっと違った雰囲気があって
私としては楽しめました!