こちらを視聴しました。

多くの人が「いい」「いい」と言うことに大納得。

涙が、鼻水が、止まらない。。。

 

いつか本公演も観てみたい。

こんな凄いのは、一体誰の作品かと思えば上田久美子先生。

著作権はどこにあるのか。

こんなに素晴らしい作品を、今後、宝塚で再演できるのか。

気になるところではある。

 

月城さん、永久輝さん、彩さん始め皆さん新公とは思えない力量で、これの本公演って一体どんなレベルなんだと。

とにかく作品が素晴らしい。

演者の力量もさることながら、この作品についてはこう言ってはなんだが、一定以上の技量があれば誰がやっても素晴らしい出来になることが約束されているような作品だと思う。

それほどまでに作品自体が素晴らしい。

この作品に出会えた本公演と新人公演のメンバーたちは、幸せ者だと思う。

 

途中、あまりにも「星」「星」と言うので、「なぜ星じゃなくて雪組上演なんだ・・・」と2回くらい思ってしまったが。

星組は当時トップは誰だったのだろう。

ま、それはどうでもいいのだけど。

 

とにかく、懐かしいような、苦しいような、切ないような、もどかしいような、すがすがしさもあり、微笑ましさもあり、いろんな気持ちを感情をふつふつと湧き上がらせてくれる作品。

 

「若き日の唄は忘れじ」とはまた違う趣の、大人になって立場が違ってしまった幼馴染たちのほろ苦い思い。

いや、今回はほろ苦いというには、あまりに切なく苦しい部分もある。

 

ただ、最後に子供時代の場面で終わるのがどこか救われる。

早変わり大変だろうと思うが、最後にこの場面なのが切なくも嬉しい。

涙無しには観られない作品。

 

たまにこういう作品に出会えるのが、何とも言えず嬉しい。

惜しい演出家に去られてしまったものだ。