こにちは。
3週間前にシングリックス(帯状疱疹ワクチン)2回目を無事終了。
患者様が次々帯状疱疹にかかっていらっしゃり、こいつはまずいなと思って半年前に持病の主治医のところで1回目を打っていたが、持病が落ち着いていたのでついつい過ごしていたが、ここ1か月ぐらいで持病が増悪したもので、診察ついでに2回目接種。これで10年ぐらいもつらしい、てことは70歳手前でまた打つのね、、、
母親にも打たせようと思っていたところに帯状疱疹にかかってしまった。
1か月経ったのにまだ痛みが増悪しているという。皮膚科医によると傷が深かったので、痛みが消失するまでにはたぶん半年ぐらいかかるだろうとのこと。
帯状疱疹。最近、テレビCMでよく観るだろうと思いますが、80歳までに3人に1人が罹るというあれな。若いうちは痛みはあまり残らないが(わしも30代で1回罹ったがすぐ治った)、わしの患者様のみだが見る限りでは70代以上になると痛みがかなり残るのでご用心。
よく患者様から聞く質問とその答えだ。(ちゃんと調べているから間違ってないはず)
・1回罹ったからもう罹らないよね⇒罹るよ。帯状疱疹は、何回も罹るので調べたらAIDSだった、とことでAIDSがよく知られるようになった病気でもあるよ。
・うつるの?⇒帯状疱疹としてはうつらないけど、お子さんやお孫さんで水疱瘡にかかってない人には水疱瘡としてうつるかもしれないから気を付けて。
・水疱瘡やったからならないでしょ⇒水疱瘡にかかった人が、残って身体が弱った時に罹る病気だよ。専門的なことを言うと、脊柱や三叉神経の神経節に残って悪さするんだよ。
と、グラクソ・スミスクラインの手先かという勢いで患者様にワクチン接種を勧める一方で、自分も先週インフルエンザワクチンを打たれた。相方みかんは区役所に「血圧の薬飲んでる」と申告してコロナワクチン4回目。(あと1週待てばba4.5対応だったのだが残念。)
あれだけ患者様にはきちんと解説できるのだが、自分らにおいては「ワクチン接種の日は酒は飲まない」を守れない残念な医療従事者であった。
本日の結論:生きててすみません。