それを言っちゃあ・・・ | 週刊さんでいリターンズ

週刊さんでいリターンズ

起業系コメントが面倒になったので(わしはまだ病院にいたいんだお)、コメントは承認制にしました。基本知ってる人のコメント以外は承認しませんのであしからず。1日10人も見にこないブログで営業しても効果は少なかろうになあ、ご苦労さま。まあ、頑張ってくれ。

休みの日の昼から飲む酒はうまい。

確認するまでもなく、「昼から酒を飲むのはヒトとしていけないことだ、という暗黙の了解があるからだよな。
ダメなわしら夫婦にも、「午前11時までは酒を飲まない(旅先除く)」というルールがある。昔、酒飲もうとしたら「Still in the morning.」と能天気なオージーに注意されたことがあるからだ。ダメにダメと言われるぐらい腹が立つことはないね。

それと同じように、仕事上では自分がダメな立場である時、例え相手が間違っていても言えない、言っても相手に聞いてもらえないということなんか往々にしてあるわけで。例えば営業では、ものすごく数字が出来ている人には、相手がひどい態度をしていたり、多少やばいことをしていたりしていても注意ができずに、放置された結果、ああいうこと(詳細書けない)になっていくわけで。その挙句にいつの間にやら消えていった営業の多かったこと。

ま、昔のことはいいや。ともかく最近のことだ。

職場で、「それはいかんだろう」ということが前々から存在することは知っていた。この前その現場を押さえたので、その人に軽く説教した。例え患者の願望や要望であっても、そのまま受け入れたら心臓止めてしまうかもしれんことがあるのが心リハだ。何ぼ相手がベテランであろうと聞いてもらわにゃあかん。以前から考えられる限りのシミュレートをして、反論された場合にも穏やかに収めるつもりではあったのだが、その5%も使わないぐらいにあっさりと受け入れられた。

とは言え、他の人から「何度も言ってるのに同じことを繰り返す」と聞いていたので、そうなった場合の次策を考えようと考えながら出勤した翌日、朝からその当人たちがボスに何やら訴えて大騒ぎをしていた。

内容を聞いてみると、どうやらわしから注意を受けた原因を、注意された当人らは設備の不備のせいだ、という方向に転換したらしい。
その結果、設備メンテをすることになり、結構お金がかかるようだ。

ボスに「それ、わたしの所為かもしれません」と、経緯を説明したら、一緒に話を聞いていたドクターにぐっじょぶを貰った。

まー、わしが注意したことは医療従事者であれば必ず守らねばならないことであるし、幸いにもメンテの予算は下りるようなので、わしがしたことはGJで済んだが、前にいた病院だったら「金がかかるじゃんか、余計なことをしやがって」と、わしが注意されるかもしれないところw 「正しい」という言葉の意味は不変であっても、状況によって「正しい」の内容が違うのが大人の世界である。ま、金がないというのは斯様に悲しいことだというべきか。

話を戻すが、形はともあれ、こんな展開になったのは初めてであるようだ。わしが注意したことは「守らねばならないこと」だと、やっと理解してもらえたようだ。今までは注意をする方もされる方もお互いに「歩み寄れない」という認識であったようなので、なかなか衝撃的な出来事であったらしい。

今後のために、何でわしが理解してもらえたのかを考えてみた。

まー、現場を押さえるまでいろいろ準備はした。シミュレートもそうだ。相手が気に入らない行為、例えば通勤時の服装は、現病院仕様に改めるようにした。(この病院はスマートカジュアルまでらしい)そこに至るまで、相手の不満にも十分耳を傾けていた。

しかし、一番のポイントは、

わしがイケメンだから。

ではないかと思ったりした。


いや、他のPTもイケメンだよ。
チーフはちょっと某医療ドラマの主役イケメン俳優似だし(名前書くと本人が特定されそうなぐらい)、若者は今風のすっきり顔イケメンである。

ただ、わしがドクターにまで「まるで少年のようだ」と言われる「ジャニーズ風味おばさん」なだけだよ。おかげで高齢被験者女性からモテてしかたない。そんなもうすぐ50歳。

本日の結論: せっかくの前振りを台無しにしてしまうわしのダメっぷり。これは小論文の某先生に「冒頭のダメなやつにダメと言われるのは云々で締めない構成は」云々、と説教されるこた間違いないな。