今日は朝からミーティングも出ないで抜糸である。
「くっついてないかもしんないなー♪」と言いながらガーゼとフィルムを
(防水機能付きの最新式優れモノ。整形病棟に行って看護師4人の
時間外手当も使って更に余計に貰ってこれるのは病院の特典である)
上機嫌にはずす執刀医。ちょきちょきはさみで切って糸をはずすが
聞いていたのとは違って全く痛くない。
「んー、ここ(端っこ4ミリほど)だけちょっと不安だけどねー。
やっぱ”マットレス”は付きがいいなあ♪」更に上機嫌になる執刀医。
それって何ですか?と質問するわしと看護師に向かって解説してくれる。
「単純結紮と違って粘膜同士をくっつけるからツキがいいんだ」
もひとつ上機嫌に
「でも下手な奴はどんな縫い方をしてもダメなんだけどね♪
そういうのは外科医を辞めた方がいいんだ」
つまり遠回しに自慢をされているのだな?確かにもうそれは見事なオペだった。
縫い痕も小さいし。やっぱ外科医はセンスが必要である。
置き換えればボバース使って立てないはずの患者さんを歩かせて
「でも下手な奴はどんな介入をしてもダメなんだよ。
そういうのはPTを辞めた方がいいんだ」
やっぱPTはセンスが必要である。わあ。置き換えるなよ>わし
いつになったらそんなことが出来るんだろ。
と言う訳で今日も飲まなかったので禁酒8日達成である。
しかも間に会社の飲み会が2回あったのに、マジで飲んでいない。
だからといって天変地異をわしのせいにしないでください。
とりあえずわしの明日の関心事は、スポーツクラブに行っても
縫い痕が開かないかどうか、である。