久々に某大手バクチサイトに行ったら吉岡(福岡65)の最近の弱さの話で、
「我々年寄りの思い出の中でのみ生きていく選手になってしまうでしょう。」
という一説に笑いながらも鬱。昔はマジ強くてカッコ良かったのになあ。
まあ、一度増毛した髪も減ってるし、しょうがないか・・・
オートで言えば、島田のおっちゃん(船橋11)の引退も痛すぎるし
片平(船橋19)のスーパースター戦補欠も寂しいなあ。
強かった選手が落ちていくのって自分も老けたようで辛い。
競馬から入ると馬の入れ替わりは当前なので(そのかわしその父や母からの思い入れ
という余計なものが入ってくるのだが)今まではあまり感じなかったんだけど
歳をとったせいかな。
鍋の時に、自分がどのバクチから入ったかという話になった。
相方は近くにあった競輪。中学生の頃には親に1000円もらって
「ええか、それは右のポッケに入れるんや。取った分は左のポッケに入れる。
左の金には手をつけるな」
と教わり、学校から帰るとカバンを放り投げて競輪場に行くクズ中学生であった。
しかしあるレースで綿密な予想の下に一点買いした4-4が5000円台の中穴をあけ
1ヶ月に3000円しか貰わない相方は震えながら
「お父さん、当たった」
と言ったら「あ?」と言ったきり父親は口をきいてくれなかったそうだ。クズだ。
私はと言えば、実は打つようになったのは会社に入ってからである。
が、バクチの原体験はもちろんある。父親に連れられて弟と遊園地に行く。
遊園地でいろいろな乗り物に乗せてもらう。楽しい。
しかし突然父親はちょっと用事があるから、と私達の手を引いて、
汚い建物の前で「ここで待ってろ」と言うので弟と手をつないで待っている。
汚い大人達がたくさん出入りしている。ゴミがたくさん落ちている・・・
そして私も20年後にはその汚い建物に出入りする汚い大人の1人になったわけだ、
めでたしめでたし。
今では賭場も綺麗になってしまったが、原体験のせいか川口オートみたいな
汚い賭場の方が好きだ。前橋ドームはいただけない。
ところで今考えれば親父は子供を遊びに連れて行くのが主眼だったのか、
自分が馬券を買いに行くのが主眼だったのか悩むところではある。
当然あのくそ親父が覚えているわきゃないが。てゆっか一石二鳥のつもりで
一日で2倍銭が必要だったんだろうな。うひゃ。