都内某優良スーパー主催のワインセミナーに参加。
こちらのスーパーは良い物お安くなだけでなく、専務様(ソムリエさん)が
ワインに力を入れていらっしゃり、ご自分でドメーヌ回りをされて仕入れて
いらっしゃるので、他と同じ品でもビックリするような値段で置いてあったりする。
セミナーも2000円ではなぢが出るようなワインが次々と出てくるのだ。
まさに出血大サービス。ええ、ワタクシってば血を吐きそうなほど飲んでしまうので
あります・・・(限度なし)
だって、ソムリエ(専務)さんがいい男なんだもの、注がれたら断れないわ。
・・・これで次回はロマネ・コンティが出て・・・来ないな。
いや。そんなことないかもなのだ。このお方(本当にダンディでいい男です)は
何分ワインのプロ魂の塊で、店のワインは全てご自分で畑やワインハウスを回って
ご自分で納得して日本に引いてこられる。基本はお客様にワインを楽しんでもらい、
好きになってもらうこと、ときっぱりおっしゃる。ワインセミナーの場で、
自分のコレクションでワイン会をやろう、いくらいくらぐらいでどうでしょう
などと妙な事を言う素人がいたりするのだが、
「1万5千円取るならウチならロマネ・コンティ出します!」
ときっぱり一喝されてしまうのだ。カッコいい。さすがプロ。
接客業のプロ・たまきねいさまも「お客様に遊んで頂くのがプロの務めなのに
最近わかってない人を多く見かけます」と嘆いておられたが、深く心に
刻んでおこうと決心する今日この頃。
・・・でロマネ・コンティは出るのだろうか。(こら)
ロマネ・コンティと言えば。セミナーのお手伝いをしていたペペくん(仮名男性
おっとりぬいぐるみ系)の結婚式で、ご夫婦ともワイン好きだけあられて
テーブルは松や寿ではなくワインの名前だった。我々がついたテーブルは
「ロマネ・コンティ」、という高級そうな名前にも関わらず酒をがばがば飲み
げはげは笑い、最後には騒ぎの中心人物が同じテーブルの美人鍼灸師に
「ハウス!(犬への命令ですな)」と怒られて「くぅぅーーん」としょげる、
という繰返しをしていたのだ。その怒られた人物がダンディな専務様だとは
あまり言いたくはないのだが。あ。これはロマネ・コンティの危機。(汗)