すんません、ちょと重いっす。 | 週刊さんでいリターンズ

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起業系コメントが面倒になったので(わしはまだ病院にいたいんだお)、コメントは承認制にしました。基本知ってる人のコメント以外は承認しませんのであしからず。1日10人も見にこないブログで営業しても効果は少なかろうになあ、ご苦労さま。まあ、頑張ってくれ。

わしの体重。いやそうじゃなくて(そうだが)今日はあっさり行こうと思って
いたのだが、飲み会の帰りに電車の中吊りの問題提起を見て一気に暗くなった。(まだやってる問題提起と意見提示)ダカーポの
「なぜ精神障害者の凶悪犯罪を防げないのか」。
記事を読んでないので内容を批判する気はないが、見出しに「精神障害者の犯罪」
として例示されているのは池田小事件である。

学校の授業で先生ら(それぞれ専門家)の意見は、実際会ってないので断定は
出来ないという限定付きで、彼は「人格障害」ではないかという事だ。
精神障害と言うと、「病気」のことを指すようだが、人格障害は病気ではない。
つまり法制度で裁かれる範囲内である。
かと言って彼は法の知識があったとか、過去や身辺の事などあまりに報道されると
本当は病気なのでは?あれで裁かないと遺族も世論も納得せんやろ、と
へそ曲がりの私は疑ったりする。

精神病は正常な人格があった上で様々な要因で起こる鬱や分裂などの病気で、
人格障害は通常が偏倚のある異常な人格の状態のもの。妄想、分裂、反社会性、
自己愛性等に分類される。分類不能のものもあり、実際は病気との判別は素人では
難しいと思われる。異常性はあるがそれが却って人間的魅力になる場合もあり、
容疑者が三度結婚したというのは納得出来るというコメントした先生もいた。

が、彼がなんであろうが可哀相なのは現場にいた子供達であり、まだ自分の心も
守れない子供達の傷は相当なものであろう。そして「精神障害者」の事件がある度
本当の精神障害の方は肩身が狭いだろうし、病院に行かないと始まらない
精神病治療の機会が、犯人と一緒にされたくないという理由で本人だけで
なく家族に奪われる危険性もある。・・・この辺まではほぼ授業の受け売り。

私が暗くなったのは身近な人格障害を思ってのこと。確かに他人に矛先を
向ける人もいて、それが社会的問題になるのだろう。例えば治療院にいた
社会不適合者は普段はとても優しいが自分のやり方を批判されると攻撃的になる、
だけならいいが、奥さんが反抗すると殴ると聞いてぞっとした。
それを本人が平気で言うという事には余計に。

それより恐いのは自分に矛先を向けてしまう人だ。多少変わっている所もあるが
優しくていい人で突然誰にも何も言わずに自らを処分してしまう。
誰がそうであるかは実際に自殺するまでわからないのだ。