昨日は酔っ払ってへれへれになりながらぱちぱち打ちこんでいたら、週刊誌の
見出しのような内容で始まっていたのか。意味わからんので消去。
途中から技術の話になっているのは私が職人という自負があるから、というより
同業者で気にいらないヤツがいるからだろうな。
そんなのマインドフルネス(ボディワークという手法の専門用語)
じゃなくてもわかる。小論文としては、途中で論理のすり替えがあるので減点。
とほほほ。気を取り直して、暫くこんな路線で行っちゃうか。
表題については我々手技療術家であったら必ずパンピーに聞かれることだ。
痩せるツボ。その答えはあるけどないです。
どういう事かといえば、経穴(鍼灸師が使ういわゆるツボというやつ)には、
臨床的に何に効くというのは確かにある。臨床経穴論等の本を見れば、使用例が
いろいろ書いてある。ただ、経絡(ツボの流れ。五臓六腑に別れている。例えば
肺の流れとか心臓の流れとか)を末端から使って途中に悪い所があると、そこで
刺激が止まって効くように出来ている、というのだ。分かりやすくいえば、
止まって治すプリ○Sとでも言えるだろう。(CM知らない人はいいです。)
私は鍼灸師ではないので、該当の方でそんなの聞いたことないぞ、という方は
どのように習ったか教えて頂ければ幸いにござりまする。
私の流派は国家資格ではないが、国家資格保持者、特に鍼灸師はたくさんいて、
元々創始者ももいろいろな流派をミックスした臨床家だ。そういう先達から教えて
頂いた限りではそういうことなのだが。
ようするに、痩せるツボだろうがなんだろうが内臓に効かせる以前の所で刺激が
止まってしまう何かの障害があれば、その場所で止まるというわけだ。
だから同じ施術をしても「あの人は効いたと言うけど私は効かない」
という場合、痩せるより前に治さなくてはいけない所があるんじゃないの?
といえる。その辺が美容整体の難しさですね。ただでさえ、整体(本当は
この言葉をこういう意味で使いたくないのねん)は勉強すればするほど、
心理学、ならまだいいが宗教的になりがちなのだ。実際宗教に走る施術家もいる。
それは患者さんにとってどうか?そんなわけで誰もが納得できる医学的な資格を
取る学校に受かりたいのだ。
ところで患者として楽して痩せたい気持ちはわかる。けどな、あんた食い過ぎよ
、とは患者さんには死んでも言えない。