陣痛に襲われながらも、なんとか分娩室へ。
分娩台にあがり、まだ出産の態勢にはならないものの、
ひたすら息む時間が始まった。
この時、まだ赤ちゃんは降りてきていない。
助産師さんは他の人の陣痛の様子を見に行って
分娩室からいなくなり、しう太と二人で息む!息む!!
とんちゃ~ん!降りてこ~い!!!
すると、おまたから何か丸いものが飛び出したような感覚が
「何か出た!何か出た!!」
私は一瞬、赤ちゃんの頭かと思ってパニック!
私の声にしう太もパニック!
結局、破水しただけだった。
その後助産師さんも戻って来て、いよいよお産の態勢に
しかし、助産師さんは分娩台のセッティングに手こずり、
開かなきゃいけないはずの私の足が、ギューっと閉じられていく
息めない!勘弁してよ~・°・(ノД`)・°・
あとからやってきたもう一人の助産師さんのおかげで、
やっとお産の準備OK!
また、息む!息む!!
グググググーっと赤ちゃんが降りてきたのがわかった。
私はもう赤ちゃんを出してしまうくらいの気持ちで息む。
助産師:「そう!上手よ!赤ちゃん降りてきた!」
でも陣痛が引いて呼吸を整えてると、
「あー、ちょっと進み過ぎたね。。。切れちゃってる。」
と助産師さん同士で話しているのが聞こえてきた
進み過ぎとかあんの!?
そこからも何度か息み、ついに先生登場☆
出産レポをたくさん読んで勉強していたので、
『先生の登場=ついに生まれる』
と知っていた私はやる気UP
そして会陰切開!
切開のための麻酔は、
陣痛の前ではもはや気持ちいいくらいの刺激。
その後、チョキン、チョキン、チョキンと三ヶ所ほど切られる音が
痛くもかゆくもない。(麻酔してるしね)
そしてまた息む!
助産師:「はい!胸に手をあてて、呼吸はハッハッハッ!」
でゅるんっ
出たーーーーーー:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
8月13日 AM4:26
2758gの元気な女の子を出産
小さな声でおぎゃおぎゃ泣く我が子。
泣き声を聞いていると自然と涙がでてくる。
そして、私の腕の中にやってきて初対面
ずっとお腹の中にいたのはこの子だったんだ。
妊娠中は、「初めてかける言葉は何にしよう?」
「自然と言葉がでてくるものなのかな?」なんて考えていたけど、
私が初めて我が子にかけた言葉は、いたってシンプル。
≪よく来たね≫
だった。
⑥へ続く・・・