I am currently supporting SPIBER company to start their own nursery school in Tsuruoka, Yamagata. They need bilingual teachers for children of age 0-2, for their new bilingual day care inspired by Edible Schoolyard, permaculture, and Montessori education. They are eventually expanding their school to age 3-6 & after school for elementary students.

 

Let me know if you are interested - they are truly sustainable & innovative company, and their vision for children's education is amazing!! 

 

https://www.spiber.jp/en

 

 

いま、SPIBERという、最高に面白い企業が保育施設を開設するにあたり、立ち上げのお手伝いをしています。

 

SPIBERの本業については、ウェブサイトで読んでください。すっごいです。バイオミミクリーの最先端。サステイナブルでイノベーティブな本来業務だけでも感激するのに、彼らが地域(と自分たちの家族)のためにこれから作ろうとしている保育施設もまた、世界最先端の内容だからもう、ひっくり返りそうになります。

 

自然豊かな山形県鶴岡市に拠点を置き、エディブル・スクールヤード、パーマカルチャー、モンテッソーリ、レッジョエミリアの要素を汲み、多言語・多文化の環境で、自ら動く人が育つ場所を作ろうという、前代未聞の取り組みです。

 

生物多様性の宝庫で、日本で初めてユネスコが認めた食文化創造都市でもあり、山伏文化も色濃い鶴岡市。この町と、ここに拠点を構えるグローバル研究機関のSPIBER。彼らについて、詳しくは、明後日、出張で訪れてレポートします。まずは、SPIBERがこれからはじめる教育部門が求人をはじめたことをご紹介。

 

以下、担当の遠藤あやさんの文章です。

 

教育について熱い想いを持っている保育士さん、看護師さん、調理士さん、必読ですよ〜!

 

 

 

 

以下、遠藤さんのFacebook投稿より引用:

 

【求人情報】小さな保育園の大きな冒険がはじまります

 

山形に引越してきてから、早くも5ヶ月が経とうとしています。雪と風の洗礼を受けつつも、美しい月山や鳥海山を臨みながらの子育てと仕事の日々は、あいかわらずのドタバタぶりではありますが、とても充実しています。

 

今週やっと、開設準備に携わっている保育園の求人情報を公開しました。保育士さん、看護師さん、調理士さんを募集しています。

 

https://www.spiber.jp/news

 

2012年頃から保育園という場づくりに関心を持ってきました。子どものカタチでも、中瀬幼稚園の井口佳子さんや、森のようちえん「ぴっぴ」の本城慎之介さんへのインタビューを通じて、知れば知るほど、その奥深さや尊さを実感し、関心が高まっていきました。いつか、保育園をつくりたい。という思いは、年をおうごとに大きくなり、保育士の資格をとってみたり、友人らと一緒に保育園づくりを前提としたグループをつくってみたりと、ここ数年構想をあたためてきました。

 

そんな中、突然の出会いが訪れて、バイオベンチャー企業である「Spiber株式会社」に参画するために、山形県鶴岡市に家族で移住しました。その決意を固めた要因の一つとなったのが、保育園づくりに携われる、ということでした。現在、社内外の仲間たちとともに2017年秋開所を目指し、内閣府が主導する企業主導型保育事業助成金を得て、まずは0~2歳、定員15名の小規模な事業所内保育園をスタートさせる予定で準備を進めています。

 

企業主導型保育事業助成金には、賛否両論あると思います。認可外の扱いで、助成金額は認可園並みとなるという破格の制度に、保育の質が確保されるのか、どちらかというと厳しい視線を注がれているかもしれません。

 

先日、ある認可園の園長先生に「この制度の本質的な意味は、前提を覆すことではないか」と指摘されました。通常、認可園は「子どもへの援助」を核にしながら、それに続くものとして「子育て支援」を考えてきました。「子ども」がいて、その後ろに「家族」があり、「コミュニティ」がある。という捉え方です。企業主導型の場合、その前提が逆になります。先に「会社」というコミュニティがあり、そこに「家族」がいて、「子ども」がいる、と捉えることになります。この発想の転換は、大きな意味を持つ、という指摘でした。わたしはこの制度を活用することで、保育の内容だけでなく、それを支えるシステムにおいても、新たな取り組みを実現できる可能性があると思っています。そのために必須となるのは、高い保育の質の確保であり、さらにそれを支えるのは企業の本気度であると思います。

 

「子どもにとって、よい保育とは?」「子どもとはどのような存在か?」という問いを抱えながら、この5ヶ月に渡って思考を深めてきました。やっと、おぼろげながら目指すべき方向性が見えてきた気がしています。これから先、星座のように輝く多くの先達や土地の歴史に学びながら、ともに働いてくださる皆さんとの対話と実践を通して、大切なものを一つひとつ、掴んでいきたいと思っています。

 

多くの方にこの情報が届きますように!